留学の準備
Q:いつから留学準備を始めればいい?
A:留学準備は出願時期から逆算して考えよう。出願時期は大学・大学院の場合、入学の1年〜10ヶ月前、専門学校は半年前、語学学校は3ヶ月前がめやすとなる。それまでに情報を集め学校を決定し出願書類などを集めなければいけないので、大学・大学院は1年半以上前、専門学校は1年前から、語学学校なら半年くらい前から行動開始を。
Q:最初は何から手をつけたらいい?
A:まずは情報収集から。留学情報はブリティッシュ・カウンシル、インターネット、書籍などで入手できる。ブリティッシュ・カウンシルでは学校案内書、大学のガイドブック、語学学校リストなどを閲覧できるほか、留学相談も実施している。学校の担当者をイギリスから招いての留学フェアも定期的に行なっているので常に最新情報をチェックしておくといい。
いくつか候補の留学先を決めたら最新の学校の資料を取り寄せる。請求するときは特に大学や大学院、専門学校の場合、専攻したい分野やコース名を明記することを忘れずに。資料が揃ったら内容を読み比べて志望校を絞る。
大学・大学院では条件不足のために入学不可の返事をもらう場合もあるので、数校に出願するつもりで学校を決めよう。
Q:出願に必要なものは何?
A:大学・大学院ではエッセー、推薦状、卒業(在学)証明書、成績証明書、財政能力証明書、英語テストのスコアなど。
卒業(在学)証明書と成績証明書は出身校に連絡をとり英文のものを発行してもらう。
財政能力証明書は預金している銀行などに行き、英文の預金残高証明書を発行してもらう。エッセーは留学の目的などを英語で論理的に書かなければならない。
推薦状は大学の教授や職場の上司などに英語で書いてもらう。専門留学では学校によって出願方法が異なることがあるので資料をよく読むこと。
アート・デザイン留学でポートフォリオ(作品)提出が必要な場合は、未発表の作品10点以上を写真などに撮って送ることになる。語学留学では願書と出願料だけ送ればいいところがほとんど。
その他、内金、出願料、宿泊手続料、送迎費などを出願時に払う学校もある。
Q:英語テストはいつ受ければいい?
A:出願日程に合わせて英語テスト受験の申し込みを忘れずに。IELTS(International English
Language Testing System:アイエルツ)は日本国内6ヶ所にあるブリティッシュ・カウンシルで受験できる。実施は場所によって月2回〜年4回。複数回受験することは可能だが、前回の受験から90日以上たっていないと再受験できない。
スコアは2年間有効で、そのうち最高のスコアを提出できる。試験問題はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4セクションに分かれており、解答はスピーキング以外は記述式。
一方、TOEFL(Test
of English as a Foreign Language)は毎月1回全国数10ヵ所のテストセンターで実施され、リスニング、文法、リーディング、ライディングの4セクションある。2000年10月からコンピュータ受験システムになった。
Q:学校に直接出願するの?
A:基本的には学校のアドミッション・オフィスに郵送する。しかし大学学部(高等教育レベルのアート・デザインコースも含む)への出願は出願手続き機関であるUCAS(Universities
and Colleges Admissions Service:ユーカス)を通して行なう。これはイギリス人も同じだ。
願書もUCAS
Application Formという統一願書を使うので、まずそれをブリティッシュ・カウンシルから入手する必要がある。統一願書は1人1枚のみだが、1枚の願書で6コースまで申し込むことができる。そのうえで成績証明書など願書以外の書類は直接大学に送るように。
ただし、大学の予備コースや短期留学の場合は大学に直接出願することになる。出願物はコピーを取っておき、書留速達で送るようにしよう。
Q:入学が決まった後はどんな手続きが必要?
A:語学学校や私立の専門学校なら出願してから数週間後、その他は2ヶ月後ぐらいに入学の可否通知が届く。入学意志を伝える返信用カードなどがついてきたら忘れずに送る。正式な入学許可の通知が届いたら、名前、コース名、受講期間などの記載事項に誤りがないか確認。この入学許可証は入国審査の時に提出することになるので、出国時には必ず手荷物の中に貴重品として携帯すること。授業料など必要な費用を支払うように指示があったら、指示された方法で送金を。滞在先の詳細も送られてくるので場所などを確認しておこう。UCASを通して出願した場合、可否の連絡から最終的な留学先決定までの連絡はUCASを介して行なうことになる。
Q:日本を留守にする場合の住民票とか、年金とか、どうすればいいの?
A:住民票:短期留学なら特に住民票を移す必要はないが、長期留学の場合は転出届を出す必要がある。「短期・長期」の規定は特にないが、1年以下か以上かがめやす。現在住んでいるところを引き払って留学する場合は転出届を出したほうがいい。
所得税:1年以上の留学の場合は年末調整の手続きを行なっていく。
住民税:未納分を清算する必要がある。直接窓口で支払うか口座自動振替の手続きをしていく。
年金:住民票を抜いていった場合は年金支払いは任意となる。続けて加入しておきたい場合は、口座自動振替の手続きをしていく。 失業保険/勤務先を辞めて留学する場合、原則として失業保険給付の対象とはならない。ただし状況によっては稀に例外もある。
郵便物:30日以内であれば希望の郵便局で留め置いてもらうことができる。不在届を郵便局に出しておくこと。それ以上の留学の場合、転居届用紙に郵便物を届けておいてもらいたい住所(自宅など)を書いて送れば、1年間はその新住所宛てに届けてくれる。
各手続きに関する詳細は、住民票のある市区町村の役所、所轄の税務署、最寄りの郵便局、勤務先、ハローワークなどに問い合わせを。
Q:留学情報はどこで入手できる?
公的機関
●ブリティッシュ・カウンシル東京センター
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-2
Tel:03-3235-80431
http://www.britishcouncil.org/jp/japan.htm
●ブリティッシュ・カウンシル大阪センター
〒541-0059 大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ4F
Tel:06-6342-5301
●独立行政法人 日本学生支援機構留学情報センター
(世界各国の留学に関した資料を閲覧できる)
〒135-8630 東京都江東区青海2-79
Tel:03-5520-6131
http://www.jasso.go.jp/
●英国政府観光庁
(イギリスの都市や周辺の情報、アクセスなど観光に関連した情報も留学時に必要)
〒107-0052東京都港区赤坂2-17-22赤坂ツインタワー1F
Tel:03-5562-2550
http://www.uknow.or
jp/bta/
●英国大使館/入国に関する情報を入手できる。
〒102-8381東京都千代田区一番町1
Tel:03-5211-1100
http://www.uknow.or
jp/be/
関連サイト(すべて英語)
●The British Council
イギリスにあるブリティシュ・カウンシルのサイト
http://www.EducationUK.org/
●English UK
イギリスの学校情報が満載
http://www.englishuk.com/
●UCAS
出願以外の情報もある
http://www.ucas.ac.uk/
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