留学

留学のメリット
Q:イギリス留学の魅力は?

A:イギリスには世界中から毎年何十万人もの留学生が訪れている。イギリスの教育の質の高さが世界的に評価されていることや、留学先としての教育機関が豊富にあることなどがその大きな理由だろう。

大学教育は1096年にUniversity of Oxfordが創立されて以来900年以上の歴史をもつし、植民地政策の一環として行なわれた外国人に対する英語教育のノウハウは、その後、優秀な英語教師育成、実践的なテキスト編纂、英語教授法の開発などを生みだし、世界の英語教育をリードするに至った。美術、演劇、音楽、ファッションなどイギリスが世界に誇るアート・カルチャー分野の教育も奥が深い。

治安の面から見ると、日本と同様に銃の所持は違法であること、暴行や傷害など身体犯罪の率が全体の犯罪発生数から見ると低いことなどから、比較的安心して留学生活を送れるといえる。EUを中心に大きく転換しようとしているヨーロッパを体感できるのもイギリス留学ならではだ。

1999年6月、イギリスのトニー・ブレア首相は、イギリスへの留学を積極的に推進する政策を打ち出した。入国審査の簡略化、就労規制の緩和などいくつかのプランが実行されつつある。イギリス留学がますます魅力的になっていくことは間違いない。

Q:イギリス人ってどんな国民性?

A:多くの移民を受け入れてきているイギリス人は、外国人に対して違和感をあまりもたない。留学生の多い都市や観光地では特にその傾向が強い。イギリス人はマナーを重んじ初対面の人に対していきなり親しみを表すことは少ないが、いったん信頼関係が生まれれば誠意をもって接してくれる。

彼らが尊重することの1つが個人主義。若いころから自立心や自己責任意識を養うように教育されてきている彼らは、個人のもつ価値を大切にする。個人主義とは、自分と同様に相手の自由と独自性も尊重するということ。独立心や自分の意見をもった人にはイギリスは快適な生活の場になるはずだ。

歴史と伝統を重んじる一方で革新的、斬新なものを素直に受け入れる柔軟な精神ももつイギリス人は、それゆえにとても魅力的。

Q:イギリス英語ってどんな英語?

A:現在イギリスで標準英語として受け入れられている英語は、もともとイングランド南部(およびロンドン)の教養ある人々によって話されていたアクセントだ。そもそも私たちが日本の学校で勉強してきている英語は基本的にアメリカ英語。たとえばイギリス英語では子音の前や語尾にくるrは発音しない(アメリカ英語のように巻き舌にならない)、centre(アメリカ英語ではcenter)と綴る、地下鉄はunderground/tube(アメリカ英語ではsubway)というように、発音、単語、文法などに、私たちが一般的に学んできた英語とは違う部分がいくつか見られる。

なおイギリスにはウェールズ、スコットランド、イングランド北部、ロンドン下町など、古くから地方特有のアクセント(なまり)があり、それは現在も残っている。一方、ロンドンはコスモポリタンシティ。外国なまりの英語もたくさん耳にするはずだ。学校ではもちろん標準英語での指導が行なわれるので心配無用。

Q:イギリスへはどんな形の留学が可能?

A:中学・高校レベルから大学・大学院までのアカデミックな留学、語学や専門技術を身につけるための留学と、留学の形は実に豊富。大学・大学院への留学は難しいと思う人もいるかもしれないが、予備コース留学を経て進学できるシステムも用意されているので、決して狭き門ではない。

また、イギリスには100校を超えるMBAスクールがあり、質の高いコースを提供している。大学院レベルの留学先として、即実践に生かせるMBAコースを選択する人も多い。

語学・専門留学では豊富なコースの中から自分に最も適したレベルや留学期間を選ぶことができる。

Q:イギリスにはどのくらいの日本人留学生がいる?

A:イギリスの教育機関へ留学する日本人学生の数はこの10年で2倍に増えている。イギリスに留学している学生数は約100万人。このうち70万人は語学留学生。とくに日本人は語学留学生の割合が多く、全体の70%以上を占めている。ただ、近年は大学院や専門学校への留学生も増加してきている。

こうした背景には、留学者数の増加は政府が中心となって留学生獲得に積極的に活動していることが挙げられる。例えば1999年から2005年までの間に高等教育機関の留学者数を5万人、継続教育機関の留学者数を2.5万人増やすことを目標としている。

Q:留学生に人気の都市はどこ?

A:大学は都市ではなく自分の学びたいことができる大学(学部)から選んでいくべきものなので、ここでは語学学校に絞ろう。語学留学生に最も人気の高い都市はもちろんロンドン。その他、学生の街のオックスフォードやケンブリッジ、気候が比較的温暖なブライトン、ボーンマスなど南西・南東イングランド、独特の雰囲気を持つスコットランドのエジンバラ、風光明媚なバースや湖水地方なども人気だ。

Q:人気のある専攻は?

A:日本人留学生の場合、ビジネス&マネージメント分野の人気が高い。大学部課程の専攻ではデザイン&アートに人気が集中し、その後に続くのが英語や言語学を中心とした人文学系だ。

Q:ボランティアやインターンシップはできるの?

A:ボランティアとしては老人ホームや養護施設などでの福祉活動、遺跡発掘調査の手伝い、遊歩道整備など環境・自然保護活動などさまざまある。インターンシップとしては学校で日本語や日本文化を教える、企業や公的団体などで働く、ガーデニングなどカルチャー関連の現場で研修をするなどがある。インターンシップの場合、職種によっては就労ビザが必要。通常ビザ申請手続きは申し込んだ団体で行なってくれるが、ビザが下りるか否かはインターンの内容や本人の経歴などに関連してくる。

なお、2001年4月から「日英ユース・エクスチェンジ・スキーム」というプロジェクトが始まった。日英の若者が互いの国の生活や文化などを知るための休暇として、双方の国に滞在することを目的としている。旅費を補うために、休暇に付随する仕事に従事することができる。募集要項は、毎年始めに英国大使館のウェブサイト上で発表される。定員は400人まで。競争率の激しいものであることを心得ておこう。



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