留学の準備Q:いつから留学準備を始めればいい?A:準備は早いに越したことはない。大学やポリテクニック(Polytechnic 以下ポリテク)の場合は入学時期が2月(例外として7月のコースもある)に限定されるので、1年前から準備を始めた方がいいだろう。特にこれらの学校は、一定レベルの英語力がないと留学することができないので、早めにTOEFL(Test of English as a Foreign Language)やIELTS(International English Language Testing System)などの試験を受け、自分の英語のレベルを知っておかなくてはならない。 私立の語学学校の場合は入学時期やコースの種類が数多く設定されているので、大学ほど早めに準備をする必要はない。だが、最低でも3ヶ月くらい前から動きたいもの。時間にゆとりがあれば、ハプニングに対しても余裕をもてるはず。 Q:最初は何から手をつけたらいい?A:まずは資料の請求から。留学専門雑誌やインターネットなどあらゆる所に留学の情報はある。自分がどんな学校で、どんな勉強をしたいか、また、どんな生活が送りたいかを考えながら、学校を選んでいこう。 とはいえ写真やビデオを見るだけでは、実情は分かりにくいもの。留学斡旋会社や旅行会社などを訪れて、カウンセリングを受けてみてはどうだろう。多くの会社が無料カウンセリングを行なっているし、体験者の貴重な意見が聞けることもある。できれば1社だけでなく複数の会社を訪れてみよう。留学の全体像が分かるはずだ。 Q:学校の案内書は取り寄せるべき?A:留学斡旋会社や旅行会社を通じて手配を行なう場合、海外への資料請求などはすべてやってもらえるので、自分で資料を取り寄せる必要はない。だが、英文のレターを書いたり、エアメールを出したりすることは、これからの海外生活の役にたってくれるはず。ぜひ自分でもやってみよう。 基本的にはパンフレットなどについている資料請求フォームに記入して郵送すればよい。送料を送る場合は、「海外送金小切手」が使われる。これは外国為替を取り扱う郵便局や銀行で手に入る。また切手を同封する場合は国際返信用切手(International Reply Coupon)を使う。資料の大きさが分からないので封筒は同封する必要はないが、返信用の宛先として、自分の住所や名前をタイプで打ってラベルにしておけば完璧だ。また送った書類は、必ずコピーし、手元に置いておくこと。日付がない書類には書き添えておこう。資料を再請求することになった時の証拠になる。 Q:出願に必要なものは何?A:私立の語学学校の場合は、学校によって必要書類は異なる。大学やポリテクなど国立の学校の場合は入学願書とともに、自分の英語力、成績を証明する書類が必要になる。 1.入学願書 2.成績証明書 3.卒業証明書 4.推薦状 5.預金残高証明書 Q:学校に直接出願するの?A:学校からは入学願書と授業料の請求書が届く。この書類を記入して郵送し、授業料を送金すれば、入学手続きは終了だ。海外に送金するには、指定の銀行口座に振り込むか、送金小切手を郵便で送る方法がある。その場合は国際書留郵便にして送ること。 ニュージーランドの語学学校では入金を2段階にすることが多い。内金を振り込むと、その入金が確認された後で、入学許可証と残りの費用の請求書が送られてくる。 Q:入学が決まった後はどんな手続きが必要?A:うっかり手続きを忘れたばかりに、現地で悔しい思いをすることもある。特に、次に挙げる事項は出発前に必ず処理しておこう。前もって出発日までのスケジュール表を作っておくとよさそうだ。 1.トラベラーズ・チェック、クレジットカード ニュージーランドは他の欧米諸国同様、カード社会。どんな小さな買い物でもクレジットカードが使えるので持たない手はない。トラベラーズ・チェックは盗難にあった場合に便利だが、過信しすぎるのは禁物だ。田舎町では、トラベラーズ・チェックが使えない店も多い。 2.銀行口座 オーストラリア・ニュージーランド銀行に日本で口座をつくっておくと、現地のATM(24時間稼動)で引き出せる。また住所や滞在先が決まっている場合は、現地で銀行口座を開設することもできる。現地の銀行に口座を作っておくと、EFTPOS(日本のデビットカードにあたるもの)が利用できるので、便利。またシティバンクのように日本の銀行口座に入っている預金を現地通 貨で引き落とせるシステムもある。 3.海外旅行傷害保険 「もしも」の病気や事故を考えて、海外旅行傷害保険は必ず入っておこう。ただし、これらの保険は歯の治療には適用されない。長期留学の前には虫歯の治療を済ませておいた方が無難だ。 また自動車に乗る場合は、現地で保険に入ろう。海外旅行傷害保険で損害賠償などをカバーすることはできない。同様にパラグライダーやスカイダイビングなどの危険を伴うスポーツで事故をした場合も、保険が適用されない場合が多い。遊ぶ前にはアクティビティの主催者に保険事情を確認しておこう。 4.国際運転免許証 運転免許を持っているなら、国際運転免許証を用意しておこう。免許を取得した運転試験場で、簡単に取得できる。申請に必要な書類は運転免許証、パスポート、写 真、印鑑、発行手数料として2,650円。ただし有効期限は1年のみ。 5.国際学生証 学生証(Student ID)を持っていれば、いろいろな施設を「学割料金」で利用できる。登録資格は、中学、高校、専門学校、大学、短大、大学院などの在学生であること。申請は、大学の生協や事務所、ユースホステル協会の窓口で。その場で発行してもらえる。 6.ユースホステル会員証 世界中のネットワークを持つユースホステルの会員になっておけば、いろいろな場面 で特典が受けられる。宿泊施設の利用を始め、国内線の大幅な会員割引料金などもあるので、見逃せない。日本では東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡、長崎などのユースホステル協会で申請できる。 申請に必要な書類は運転免許証、学生証、健康保険証など住所が確認できるもの、登録料2,500円。 日本ユースホステル協会 関連サイト ●オーストラリア・ニュージーランド銀行 ●シティバンク 問い合わせ先 東京都ユースホステル協会 大阪ユースホステル協会 Q:日本を留守にする場合の住民票とか、年金とかどうすればいいの?A: 1.国外転出届 役所に行って国外転出届に記入する。これによって戸籍の附票に留学先の住所が記載される。帰国して転入手続きをする場合は、留学に行く前と同じ市区町村に戻る仕組み。転出して5年以内(資料が残っている期間)ならば、パスポートのみ持参すればよい。 しかし、他の市区町村に引っ越したり、同じ市区町村に戻っても転出期間が長期の場合はパスポート、戸籍謄本または抄本、戸籍の附票、印鑑が必要となる。手続きの方法は市区町村によって多少違いがあるので、事前に電話で確認しよう。 2.税金 役所に国外転出を伝えると、納税管理人(自分がいない期間に代わりに納税してくれる人)を記入する書類が送られてくるので、それを提出する。帰国後は1月1日に日本にいる年から税金を払うことになる。例えば、5月に帰国したら、その年の税金は納税管理人が払い、翌年の1月1日から本人が支払うことになる。 Q:留学情報はどこで入手できる?A:学校の情報を仕入れるにはいくつかの方法がある。まずは民間の留学斡旋業者や旅行会社を通 じて資料を請求したり、カウンセリングを受ける方法、そして公的な機関で資料を閲覧する方法がある。ニュージーランドの場合、大使館や領事館とも、留学のための資料を閲覧するスペースが設けられており、資料のコピーもできるので自分の欲しい資料を探すことができる。 また、留学専門雑誌やウェブサイトから情報を引き出すという方法もある。ただし、それらの多くは、民間の斡旋業者や旅行代理店が作成しているウェブサイトであることが多い。提示してある情報や価格は各社によって異なるので、複数のウェブサイトを見て、だいたいの相場をつかむようにしよう。 問い合わせ先 ●ニュージーランド大使館・領事部 ●留学図書館 ●社団法人日本ワーキング・ホリデー協会 関連サイト ●ケーマックスジャパン |
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