留学

留学の期間と費用
Q:留学に必要な期間は?

留学といっても、長期間オーストラリアに滞在するつもりで渡豪するものから、ビザを取らず数週間ホームステイしながら英語学校に通うもの、習い事のための滞在が1週間に満たないものまで形態はさまざま。一応の目安としては以下の通り。

大学 3〜6年 ※1
大学院(修士)1〜3年 ※2
大学院(博士)3年
専門学校 2週間〜3年程度 ※3
語学学校 約2週間〜 ※4

※1 通常、大学の場合、通常は3年。コースや取得する学位によって大きく異なるところがあり、特に医学、建築、理工学などは4〜6年かかることもある。
※2 大学院の修士課程と博士課程は、研究論文を提出する「リサーチコース」と講義履修、試験、論文を組み合わせた「コースワーク」があり、期間は修士課程が通常1〜2年、博士課程が約3年。 また、通常6か月間のグラジュエート・サーティフィケート(Graduate Certificate)および12か月間のグラジュエート・ディプロマ(Graduate Diploma)と呼ばれる、講義履修と試験や実習を組み合わせた「コースワーク」の資格もある。
※3 日本の専門学校にあたるのがTAFE(Technical And Further Education)と呼ばれる教育機関。VET(Vocational Education and Training)の中で政府が資金提供をしているものだ。コースの内容や学位によって大きく異なるが、2週間〜3年程度が目安。たとえば、ツーリズム・コースの場合、最も低いレベルのCertificate1サーティフィケート1の4週間コースから、最高学位のAdvanced Diplomaアドバンスド・ディプロマの156週など内容は幅広い。
※4 語学学校はいわゆるTAFEの私立校版といえ、語学教育以外にもコンピューターやビジネスなどさまざまなコースを設けているところが多い。留学の期間は、私立特有のフレキシブルさで、ほぼ1〜2週間ごとに入学できるなど、コースを取りやすいのも特徴のひとつ。海外からの留学生のための英語集中コースELICOSエリコスを設けているところも多い。
Q:大学はいつはじまる?

A:南半球に位置するオーストラリアは北半球と季節が逆のため、欧米では秋にあたる3月から始まり、11月までとする。ほとんどの大学は2学期制だが、(1学期は3月初めから6月末まで、2学期は7月末から11月末まで)、3学期制や12月から2月の間に短期集中サマースクールを取り入れている大学もある。コースワークでは、学年度の初めにコースの履修登録をし、各学期末に試験期間がある。また、特定のコースや大学によっては、単位や条件を満たす場合、学期ごとに入学を認めているところもある。大学院課程のリサーチ(研究)コースで勉強する学生は、担当教授と交渉してコースの開始日を決定できる場合もあるので、希望する大学院に問い合わせてみると良いだろう。

Q:留学の費用はどのくらいかかる?

A:留学に必要な費用の総額は、1)学費 2)住居費 3)生活費 4)雑費の合計に滞在年数をかけ、5)往復の渡航費を加えたもの。それぞれの要素で、年間どのくらい費用がかかるのかを詳しく調べる必要がある。

  1. 学費

    学費は選択する教育機関とコースにより異なるが以下が一応の目安。

    大学・・・コース、内容によって変わるが 全日制の場合フルフィー(全額私費)で年間約A$10,000〜16,500。

    大学院・・・フルフィーで年間約A$9,000〜18,500がめやすとなる。

    専門学校・・・全日制コースの場合、フルフィーでA$4,000〜11,000程度

    語学学校・・・コース、取得学位 などにより異なるが、全日制のフルフィーで1週間約A$240〜300、あるいは年間約A$9,000〜13,000ほど。また、学校、ホームスティ先、空港送り迎えなどを含めた便利なパッケージもある。

  2. 住居費

    ほとんどの教育機関は、学生が宿泊先を探す援助を行っている。また構内にある学生掲示板やローカルの新聞には賃貸用部屋、アパート、一軒家の広告が頻繁に掲載されているのでチェックしてみよう。

    学生寮・・・学生寮はフルタイムの留学生にとって安価で人気の宿泊施設。費用は宿泊施設の設備の種類や食事つき・なしなどの選択により異なるが、週A$80〜250が目安。

    アパート・・・家具付きとそうでない場合とがある。家具が無い場合、自ら家具を手配しなければならないというデメリットもある。他学生との同居の場合には、週A$50〜160。一人で住む場合には週A$70〜350が相場。ちなみに一軒屋、アパート、ベッドシッター(ひと間のアパート)を賃貸する場合には、大家にデポジット(敷金)を払う必要がある。

    ホームステイ・・・特に若い学生や短期の英語学習コースの学生に人気のオプション。食事は通常費用に含まれており費用は週A$110〜270といったところ。部屋は一人部屋の場合もあれば共同の場合もあり、またそれに応じて費用も異なる。セルフケータリング(自炊式)のホームステイもあり、その場合は食事つきよりも安い。

    ホステルとゲストハウス・・・ユースホステルオーストラリアやYoung Men's Christian Association (YMCA)等の組織により運営されたもので、キッチンやバスルーム等の設備は共用。費用の相場は週A$80-A$135。

  3. 生活費

    A:都市部に住むか、郊外に住むかなどで費用の額は異なる。オーストラリアの海外留学生は、宿泊施設、食事、衣服、娯楽、交通、海外・国内旅行、電話代、雑費に週平均A$320費やしている。中学高校生は、これを若干下回る週平均A$265。ただし、食料品や日曜雑貨等の必需品の物価は低いので欧米に比べ比較的生活しやすいといえる。

  4. 雑費

    オーストラリアでは留学生のための健康保険制度Overseas Student Health Cover (OSHC)が設けられており、留学生は、オーストラリアでの学生ビザの期間中、この健康保険に加入する事が義務付けられている。最低3か月分からで、保険料はA$78 。費用は滞在期間によって異なっている。
    その他、車はオーストラリアでは必需品だが、売買が比較的ラクなうえ、学生やワーキングホリデーの間で、トレードが頻繁に行なわれている。安いものだと、A$1,000以下で手に入る場合もあるが、コンディションをチェックすること。また、コースによっては授業に必要な書籍代がかなりかかる場合もあるので、確認したい。コンピューターやインターネットは学校の施設を利用できる場合が多い。また、都市部にはインターネットカフェも多く、1時間A$3程度で利用が可能。

    健康保険制度Overseas Student Health Cover
    www.studyinaustralia.gov.au/Sia/ja/StudyCosts/

  5. 渡航費

    オーストラリア主要都市へのチケットの料金は、4.5万円〜、1年オープンチケット(1年間の有効期限で出発日の変更が可能なチケット)も6万円から購入可能なものもある。

Q:アルバイトはできるの?

A:可能。学生ビザを有し、政府登録がなされている教育機関に在籍している場合にかぎり、パートタイムで週20時間まで、ホリデー中はフルタイムで働ける。ただし、就労許可を申請、許可を受けなければならない。 この就労許可付きのビザはオース トラリアに到着後、就学してからのみ申請することができ、申請料はA$50。

サブクラス574のビザを有する修士または博士課程の学生は、就労時間の制約なく働くことができる。 ほとんどの学生は、留学中にパートタイムまたはアルバイトに就いている。職種によっては、学習するコース(公式の現場実習や、法学部学生による弁護士事務所での パートタイムの就労といった非公式な雇用)のカリキュラムの中に課せられているも のもある。

教育機関によっては、職の斡旋サービスを行うところもある。就労する場合には、 オーストラリア政府からタックスファイルナンバーを入手しなければいけない。また一 定の状況下で、学生の扶養家族も就労を許可されている。

詳細は オーストラリア大使館
http://www.australia.or.jp/home.htm


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