留学

体験談
言葉の壁を乗り越えたらラクになりました。

satooさん (神奈川県)

僕は今年の5月にScottsdale Community College というアリゾナ州にある大学のHotel and Restaurant Management Majorを卒業して日本に帰ってきました。 あっちに行ったばかりの頃は毎日が辛くて日本に帰りたいとばかり思っていました。 でもそれはやはり言葉の壁があったからで、その壁を乗り越えたらとても楽しくなりました。学校に関しては、Hotelという、自分の興味のある分野を勉強していたのでまったく苦になりませんでした。 確かにPresentationやPaperなどはたくさんあって、大変ではあったものの、今となってはとてもいい思い出です。

「終わり良ければすべて良し」じゃないけど、今は本当に良い経験をしたと思ってます。

今の仕事はHotel関係ではありませんが、チャンスがあればなんでもやってみて、いずれHotel関係の仕事に就ければいいと思ってます。America最高です!

受け身じゃだめ。勇気を出して話しかけるのが大切。

poe-chanさん (愛知県)

私は1996年4月から98年10月まで、アメリカ東部のウエストバージニア州(W.V.)のSalem−Teikyo universityに留学していました。この学校は東京の帝京大学グループの中のひとつで、一般に大変だと言われるビザの取得などの手続きはとても簡単にできたので、何の心配もなく渡米しました。 4月からオリエンテーションを受け、ESLでTOEFL450点が取れるまで勉強し、その後すぐにアメリカ人と一緒の専攻(国際教養)に進みました。クラスは少人数制で生徒は約14〜15人。

この学校はとても変わった方針を取っていて、普通の学校はセメスター制ですが、モジュール制といって、一カ月ごとにひとつの科目を選択し勉強するんです。分散方式の勉強法が苦手な私にとってはとてもわかりやすいシステムでした。

普通の学校ならきちんと夏休みが決まっていますが、この制度のおかげで、夏の間ももし自分の学部に合った授業があったら、夏休みを返上して取ることができます。もちろん、その代わりに休みたいときには違った月に休みを取ることができるわけですが、私はこの仕組みを上手く活用して2年7カ月という短期間で卒業することができました。

私はもともと獣医志望で一浪していたので、なんとか浪人というブランクを元に戻したいと思い、この珍しいシステムの大学に行くことに決めました。こんなことを言うのもおかしな話ですが、私は高校まで英語がとっても苦手で、英語の授業でずっと『お願い! 私を当てないで〜!』と思っていたくらいの英語恐怖症でした。でも、なぜ? そんな人が英語しか通じない国へ行く気になったのか不思議に思うことでしょう…。 私も、今でも不思議ですが、あのときはやっぱり好んで浪人を選んだものの、ロウニンというブランクに疑問を持っていました。そんなとき、ふと思ったんです。アメリカに留学する日本人学生は、きっと最初のうちは完璧に英語がわかる人なんていないだろうから、同じゼロからのスタートになる…。だから、同じように一から一緒にがんばればいいって思ったんです。それに、向こうに行って卒業してきたとき、それでもまだ私が獣医を志望したいと思うなら、そのときまた編入を志そうと思い決心をしました。

そんなことから始まった私の留学体験ですが、ホントに書ききれないぐらいたくさんのことがありました。今でも忘れませんが98年4月20日、成田空港から長いなが〜い旅が始まりました。W.V.というところはちょっと不便で国内線を乗り継いで学校までたどり着くのに、20時間は軽くかかってしまいます。そんな長旅は初めてだったので、私はすっかり飛行機に酔ってしまい学校に着いた頃にはすっかり鉛のような体になっていました。 そのとき一緒に行ったのは男子40人くらいと女子10人でした。多分この人数を聞いて、ほとんどの人が、「え? なんでそんなに日本人が多いの?」と思ったことでしょう。 日本の帝京大学グループの入試からこの大学を選んだ人が来ているので、日本人学生の割合が多いわけです。といってもやはりアメリカの大学だけあって、実際に行ってみるとアメリカ人学生は3倍以上は在籍していましたが。まだ全然英語がわからないときは、日本人学生に気軽に尋ねることができたのでよかったと思います。

寮での生活は、はじめは日本人学生と一緒の部屋でした。それからは好きにルームメートを希望できますが、私がアメリカ人と一緒になったのはちょうど1年くらい経ったころでした。彼女の名前はシナモンといい、私よりひとつ年上の黒人さんでした。とても明るく気さくで、すでにもう大学を一度卒業していました。この変わったモジュールシステムの学校に興味を持ったので、また大学に入学してきたそうです。とてもやさしい彼女とは、すぐに打ち解けることができました。でもやっぱり言葉の壁は大きなものでした。もっと、もっと、いっぱいおしゃべりしたいのに、のどまで出かかって言葉が出なかったりしたので、言いたいことが上手く彼女に言えなかったりしたのが、ちょっぴり今でも後悔しています。

でも、アメリカ人とルームメートになると、いろんな事件が起きるようです。私の場合、夏休みに日本へ帰っていた間、知らぬ間に小切手を銀行で使われてしまう事件が起きました。もちろんそのとき、シナモンを疑って気まずい時期もありましたが、その間、彼女も実家に帰っていて、そのときに彼女の友達に部屋のカギを貸してしまっていたので、結局真相がわからないということになりました。もちろん長い間部屋を空けるのに、小切手(チェックといいます)を部屋に置いていってしまった私も悪いですが、なにはともあれ、アドバイスできることは、絶対に貴重品は寮の部屋には置かないこと。できることなら(近くにあればですが)、銀行の貸し金庫に預けておくのがいちばんでしょう。私はその事件以来、銀行が近かったので、ちょっと面倒でも貸し金庫に大事なものは預けることにしました。その方が、もちろん自分もですが、誰も疑ったりすることなく、気持ちいい生活ができると思います。

それと、もうひとつ。もし、チェックやカードが使われたり、紛失したときには必ず使用をストップさせてください。チェックの場合は、無条件にアメリカの銀行の口座を一度クローズさせてしまって、新たに開設してしまったほうが、スムーズに事を解決できる方法ではないかと思います。なにはともあれ、パニックになったりしたときは一度深呼吸してみましょう。

さて、あちらにいると、どうしてもホームシックになってしまいますが、私の場合話をいっぱい聞いてもらったら、なんとかしのぐことができました。みんな同じですが、良いときもあれば、ブルーな気分のときもあります。ブルーな時期の自分に負けてしまうと、日本へ帰ってしまいたくなりますが、私がそんな時期を乗り越えるときに気が付いた教訓があります。

それはね、たいていのことは、一日寝てしまえば、明日には良くなってるもの。それに、落ちるところまで落ちたら、あとは上へ上がるしかない・・・。だから、明日はきっと今日より良いことがあるということです。

あと、ちょっぴりブルーなときはこう思ってみることにしました。まあ、一種の暗示みたいなものですが、弱虫だった私には効果あったかなあ。Smile! Smile! Smile! You can do anything! 一度試してみてね!

クラスでは先生と授業後によく質問したりしました。私はクラスでノートを取るのが遅い方で先生の会話を真剣に聞いているとどうしてもノートまで手が回りませんでした。しかし、ノートに書かれていることは結局重要ポイントで、テストには役立つことに気付きました。

逆に言ったら、太い電話帳のようなテキストをがんばって無理して読み続けるよりはるかに効率の良い方法でした。それで私は、要領の良い話ですが、クラスでいちばん理解していそうなアメリカ人学生のノートをコピーをさせてもらっていました。友だちにもなれるし、結構良かったんじゃないのかなあと思います。そんなせいか、G.P.A.(学業成績)も高くキープすることができました。

なにはともあれ、日本のようにまわりを気にすることはないんだなあって思ったら、とても気が楽になりました。マイペースでいながら、かつ、勇気を出して話しかけてみることが重要だと。受身では良くないと思いますよ。

多分、私が行った学校に限らず、今や国際化の時代なので、どこへ行っても日本人学生に出会うでしょう。どうしても一緒につるんでしまいがちだと思いますが、せっかく本場の異文化に実際に触れることができる貴重なときなので、できるだけい〜っぱいアメリカ社会の生活体験をしてきてくださいね。

今となっては、良いことも、悪いことも、とても懐かしく思い出されます。日本人として外から今までと違った視点で日本を観ることができるようになったとも思っています。それだけでも、大きな収穫だったな、と。
またいつか、10年後か30年後になるかわかりませんが、私の大好きなSalemの秋の空を見に、友だちと共に訪ねて行けたら良いと思います。 Good Luck! & Have a good day!

Institutional Profile: Salem-Teikyo University

留学時に自分に課したルールは 「日本語は話さない、日本食を食べない」

Pomerolさん(岩手県)

私が留学したのは1996年の1月から3月です。サンフランシスコASPECTに1カ月、ボストンのEFIに2週間、アレグザンドリアEUROCENTREに1カ月半と、全3カ所。すべてbusiness intensive courseでした。

留学時に自分に課したルールは、「日本語は話さない、日本食を食べない」。 ホームステイ先に同居した日本人とさえ英語で話しましたし、ホストファミリーに日本食を作ってお礼をしたとき以外は日本食は食べませんでした。残念なことに周囲の日本人学生のほとんどは平気で日本語を話す人たちでしたが、結果として私は「体全体が英語を話す環境に適応できた」と思います。

でも、最初の1カ月は言葉が出なくなるほどのスランプに陥りました。 この時期は「頭の思考回路の組み替え」が起きていたに違いありません。これを克服した後に現れたのは「国民性」の壁です。南アメリカやラテン系の生徒たちの「間違っても良いから、まず口に出す」という勢いに圧倒され、自発的に話すチャンスをことごとく奪われたのです。

しかし、「これに負けたら留学そのものが無意味になる」と思い直し、日本ならではの習慣を忘れる覚悟で奮起しました。先生からは「お前は他の日本人とは違う」と言われるまでになりました。

現地でマウンテンバイクを買ってスミソニアン博物館にひとりで行ったことや、走ってはいけないフリーウェイを走ってしまったこと(!)をなど、勉強以外にもたくさんの思い出ができ、3カ月と短い期間でしたが今でも忘れられない時間が過ごせました。

旅行会社が主催するツアーで、1ヵ月間語学学校へ

匿名希望(22歳)

97年の夏休みに1ヵ月間、フロリダのセントピーターズバーグにある語学学校へ短期留学をしました。大学の生協を通して申し込み、渡航費や授業料、滞在費など全部合わせて約45万円でした。ずっと留学はしたいと思っていたのですが、今行っている大学をやめたり休んだりしてまでやりたいことがあったわけではないし、とりあえず留学というものがどんなものなのか味わいたくて、お試しというかんじで1ヵ月にしました。

しかし、たった1ヵ月といえども留学は、留学。到着した翌日から学校は始まり、まず最初にクラス分けのテストを受けました。レベル別にされ、1番上のクラスになり少しはほっとしたのですが、いざ授業をうけてみるとまったくついていけませんでした。とにかく先生の言っていることがわからない。それにクラスはヨーロッパ系と南米系、そして日本人という編成だったのですが、日本人以外はみんな自分から手をあげて、間違おうが、単語だけだろうがどんどん発言していきます。その雰囲気に最初は圧倒され、ずっと黙っていましたがもちろんそれでは許されません。その分集中的に先生にあてられます。授業形態も、席は日本のように並んでいるわけではなく輪になってみんなが自由に話せるようになっています。それにロールプレイングといった形で生徒同士でお互いに質問しあったりします。そんな時は自分が話さなければ、相手も困ってしまいます。あとから聞いた話だと、日本人は文法ができるので、テストではいい結果がでるそうです。しかし、授業で求められるのは文法よりもヒアリングやスピーキング、そして何より自分の意見をしっかり持ってそれを発表できる能力なんだと実感しました。

日がたつにつれ慣れてくると、クラスのみんなとうちとけたこともあってか、だんだん自分から発言できるようになっていきます。私はあまりにしゃべらない(というかしゃべれない)ので先生からシャイガールとまで言われていたのですが、それでも最後には日本では考えられないくらいに積極的に授業に参加するようになっていました。 滞在の形はホームステイだったのですが、事前にドミトリー(寮)があることを知らなかったのは失敗だったと思いました。確かにホームステイはホストファミリーと話すので英語は上達しますが、友達がみんな寮で、パーティがあったりするとひとりだけ帰るのがさみしかったりします。それに私の場合、ホストがファミリーではなく、ひとり暮らしだったので、家に私ひとりにされるときもあって、少し物足りなさも感じました。

たった1ヵ月の留学でしたが、貴重な経験ができたと思っています。英語の勉強はもちろん、アメリカ人に限らず多くの国の人が後ろの人にもドアを開けて待っていてくれるなど、生活面でも学ぶことがたくさんありました。ローラーブレードやゴルフカートで校内を移動する学生たちの中で、学食で出るりんごを持ち歩いて、おやつ代わりにまるごとかじったりする、イメージどおりのアメリカンな学生生活は、新鮮で楽しかったです。


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