留学


体験談
奨学生となって、ウーロンゴン大学へ留学

(nisshieさん 埼玉県)

私がオーストラリアのウーロンゴンという、港町に留学したのは1997年のことでした。文部省の「平和友好交流制度」の奨学生となり、ウーロンゴン大学で、「オーストラリア学」「コンピュータ教育」そして、「オーストラリア児童文学」を学びました。

やはり、オーストラリアは人種が多国籍。大学の「チュートリアル(いわゆる討論)」の授業では、みんなが、母国のことを念頭に主張を繰り広げ、「オーストラリアはいずこへ行ったの?」と思うこともしばしば。でも、レクチャー(講義形式)では、教授陣があらかじめコンピュータに、その日話す内容と画像を用意しており、クリックひとつで次の話題へ! という感じで黒板を使わず、画面を見ながらの授業でしたので、なかなか迫力がありました(授業開始の合図が、マライヤ・キャリーの曲だったり!)。中でも、「オーストラリア学」は、「オーストラリアにヒーローはいるのか?」「同性愛とオーストラリア」などなど、授業中に、オーストラリア名物、ゲイ・パレードのビデオを鑑賞したりと、盛りだくさんで、1番印象に残っています。

滞在は学生寮3カ月、ホームステイ8カ月でしたが、後者は特に当たりはずれが多いんです。 我がホストファミリーとは、今も手紙やプレゼントのやりとりがあります(大当たりでした!)。

留学を志している人へのアドバイスは、「決してトレンドでくるな!」ということです。自分で言うのもなんですが、やっと大学を通して奨学金を得て、それでも足りなくて自分のバイトで貯めたお金120万円を足してなんとか行ってきました。授業も、「金がかかってんだぞー!」と自分にむちを打ち、がんばりました。でも、同じ留学生の中には、「パパのお金で」とか、授業サボりまくりで同じ日本人の彼女と遊びほうける、とか、「なんのために留学に来たの?」と呆れる例もあります。 せっかく、自分を大きく育てるチャンスなのですから、一生懸命取り組んでほしいです。私にとって留学とは、「人生において、自分に少しでも自信をつけるための、第一歩だった」といったら、大げさでしょうか。ハハハ!(照れ笑い)

オーストラリアの教育システムは 「一生学んでいく」スタンス

新関ふみ乃さん(28歳)

留学先は、クィーンズランド州のボンド大学で、期間は91年の5月から96年の4月まで通っていました。ただし、内1年間は休学して、日本へ戻っていました。

学部は法学部で、取得した学位はBachelor of Jurisprudenceバチェラー・オブ・ジュリスプルーデンス。いわゆる弁護士になるための勉強ですね。費用は大学や学部によって異なると思いますが、私の場合は、1科目いくら、というスタイルで、その頃で1科目A$1,800〜1,900。学位 の取得には最低24科目の単位が必要だったのですが、私はほかにもいろいろと興味のある科目を選択したため、トータルで30科目ちかく選択しました。

また、授業料に加えて、結構かかったのが書籍代。絶対、授業に必要な本が多く、中には1冊A$200なんてものもありました。

オーストラリア留学の良い点は、オーストラリアの教育システムが「一生学んでいく」というスタンスにあること。ですから、年配の方もたくさん通 っています。自分自身をキャリアアップさせるために仕事を途中で休んで学びに来る人なんかも多いです。また、生活環境、大自然、そしてオーストラリアの国民性にはすばらしいものがあります。人への思いやりやコミュニケーションの仕方はオーストラリアで学びました。大切な友達も在学中にできましたし。

これからオーストラリアへ留学する人へのアドバイスは、まず自分が何をしたいのかハッキリと目標を持つこと。そして、勉強だけでなく、私が体験したようなオーストラリアならではの豊かな環境を思いっきり謳歌してください。(職業 オーストラリア・クィーンズランド州政府)

マルチ・カルチュラルかつ 安全な生活環境が魅力

赤松 理映さん(25歳)

1995年から97年の2年間、シドニー近郊のライドRYDEにあるTAFEのキャンパスに通 っていました。専攻は、観光業Travel&Tourismで、アドバンスト・サ ーティフィケートAdvanced Certificateの資格を取得しました。留学当時、かかった費用は、学費が年間約A$7500。それに教科書代などが約A$500、家賃や交通 費といった生活費として1ヶ月A$1000ほどかかりました。

オーストラリア留学のメリットとしては、まず安全性が非常に高い点があげられると思います。また、アジア人やヨーロピアンなど世界各国からの移住者が多い、マルチ・カルチュラルな環境もいろいろな文化の違いや、考え方の違いなどを肌で感じることができ、これからの国際社会をになう若い人たちにとっては魅力的だと思います。そして、最後はやはり英語圏という強みがありますよね。

デメリットとしては、英語圏ですが、独特のオージー・イングリッシュが、あまりにもアクセントや発音、イディオムなどの点でアメリカ英語やイギリス英語と異なるところでしょうか。また、オーストラリアの教育システムはとても高度なレベルにあるのですが、まだまだ世界的な部分でオーストラリアという国が認められていないといった印象があり、それが残念ですね。(職業 トラベル・エージェント(シドニー在住))

宿題はなくても自主的に 勉強しようという雰囲気

鈴木敦子さん(26歳)

私が通っていたのは、メルボルンにあるオーストラリアン・カソリック大学で、ここで、外国からの留学生用の集中英語コースELICOSに参加していました。

私はワーキングホリデーでオーストラリアに行っていたので、ワーキングホリデーの人は3ヶ月までしか授業に参加できないといわれ、通っていた期間は約10週間ほどでした。入学当日、学力テストのようなものがあり、それによってクラス分けが行なわれます。日本にいる時に7クラスあると聞いていたのですが、実際は2クラスしかなく、日本人のほか、韓国や台湾などアジアからの学生がほとんどでした。また、約2週間ごとに新しい生徒が入ってくる、といった環境でした。

授業の内容は、2人1組でディベートを行なったり、決められたテーマによって各自10分程度、壇上にあがって発表したり、といった感じ。土曜は全2クラスでスクール・エクスカーションと称して校外に出かけたりもしました。宿題は特にありませんでしたが、私のクラスの大半の学生は自主的に英語で日記をつけ、それを週1回ずつ先生に提出、添削してもらっていました。

学校にかかった費用はかなりアバウトですが、ホームステイの費用、入学金、授業料を含め、約35万〜40万円ほどだったと思います。学校やホームステイの斡旋をする日本の会社に頼んだので、その分の手数料を考えると、自分でやったほうが安くあがったとは思いますが、英語に自信のない人は安心かも。また、もし本気で英語を勉強したいなら、日本人と少し距離をおくくらいの気持ちが必要だと思います。(職業 会社員)



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