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UK Report from Tomoko Mase in London 2001年3月まで掲載していたダイアリスト長谷川さんの友人であるタミーこと間瀬さんの、パワフルかつ洞察深いダイアリー。現在、音楽プロデューサーを目指してロンドン・カレッジ オブ プリンティングに留学中。 |
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| TOKYO LIFE
5月から日本文化を紹介するイベントが英国中で開催されています。ここ、ロンドンでも先日「TOKYO LIFE」という日本のポップ・カルチャーの展覧会が、セルフリッジ(伊勢丹みたいなデパート)で開かれました。ミズタニ・コージの「MERRY」、マツカゲ・ヒロユキの「STAR」、そして明和電機のパフォーマンスなどを売り場の随所で見ることができます。デパートの簡単な地図を片手に、展示場所を探して行くのは、なんだか宝探しのようでもあり、とってもエキサイティング。 ちょうど、私は学校の課題で、「明和電機」のアート・ワークについて論文を書こうとしていたところだったので、「これは、グッドタイミング!」。ナオコさんの友人、イチハラ・ヒロコさんは、今回展示されたTOKYO RABBIT PARADISE PROJECTにも参加しており、さらにラッキーなことに、来英していた彼女とナオコさんと一緒に展覧会を見に行くことができたのです。 地下1階で開かれた明和電機のパフォーマンスは爆笑につぐ、爆笑。こちらのコメディ番組を見ても、語学力の貧しさと、笑いのツボの違いで全然理解できず、笑いに飢えていた昨今。真剣な表情で「パチモク」を装着する社長の姿を見た瞬間から、私の爆笑モードはスイッチド・オン。日頃理屈っぽい英国人たちも、初めこそ「なんだ? これは?」という表情でしたが、彼らのナンセンス・ジョークは世界共通 だったようです。子供たちは踊り出すわ、サバオくんの歌が終わる頃には「ヒュー! ヒュー!」という口笛と拍手喝采が会場を包んでおりました。しかし、学校の課題では彼らを「パフォーミング・アーティスト」と表している手前、どうやって彼らの爆笑パフォーマンスを学術的に説明したらよいのか、とても困っております。
さて、新婚ほやほやのヒロコさんのビデオ作品は、自分の引っ越し風景をビデオに撮る、というものでした。「アート○越○ンター」という引越し業者に、荷物の梱包から運搬までを委託していて、本人曰く、「‘アート’でアートな作品」なのだそうです。・・・モダン・アートってなんてシンプル。それはともかく、引越しスタッフの手際の鮮やかなこと。「これ、朝起きてそのまんまでしょう?」って状態の布団から、床に散乱する雑誌から、片っ端に段ボールに詰め込み詰め込み、運び出していく。正味10分ほどのビデオの終わりには、ウソのようにがらーんとした部屋が。後でヒロコさんに聞いた話によると、段ボールの数は150箱にのぼったとか・・・。「いくら芸術とはいえ、引越しには準備ってものがあるのでは??」と深く考えさせられる作品でした。 「東京」にいたときはあまり感じなかったけど、こうやってロンドンで日本のポップ・カルチャーを見ると、なんだか子供たちが好き勝手に絵を描いたり、工作をしているような自由さと気負いのなさが感じられます。アート制作は格調高く、って根本意識が抜けない英国人は「キティちゃん」や「ポケモン」の中に「自分たちがやりたくてもできない」魅力を感じているのでしょう。私は自由な日本文化も大好き。でも、女性としては、ヨーロッパ的な優美さも身につけたいと思っているわ。
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ナマ情報に触れられると大好評のワールド・ダイアリー。読者の方の声を聞いて、より掘り下げた記事をお送りするため、みなさんからの感想を募集中です。「今回のダイアリーのこれがとっても面 白かった」とか「イギリスのこんなこと、知りたい」といった質問も含めて、どしどしお送り下さい。 |
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編集 荻村 |
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