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UK Report from Naoko Hasegawa in London 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往! |
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病院に行こう! ロンドン版 〜後編〜
先週の続き、素敵な「クリスマスを目前に捻挫した日」の午後の話っす。 とにかくイギリスの医療制度はなっちゃおらん! ここはロンドンか、野戦病院か?ってのは、先週お話ししたとおり。 そういうわけで、イギリスの医療に全幅の不信感をもっていた私は「GPに登録してもな〜」と思い、在住1年になるのに未だ登録してなかった。このGPというのは、General Practitioner の略で、言ってみれば「あなたの街の一般医」。これは National Health Service(以下NHS)の下で運営されているパブリックのお医者さん。NHSの医療サービスを受けるためには、まず住んでる周辺のGPに登録し、そこでアポイントメントの上、診療してもらい、さらに専門医の診療が必要な場合は、そこから紹介状を書いてもらう、というシステムである。なので、日本のように、ダイレクトに町中で皮膚科とか耳鼻咽喉科に行けないのがまどろっこしい(歯医者さんはたくさんあるけど、多くがプライベートなので診察代が高い)。 それに、日本を出る前に「有効期限1年間」の海外旅行保険に大枚8万円払って加入していたので、もし何かあったら、日本並みの医療が受けられる日本人用診療所(プライベート)で、保険で診療してもらえばいいや、と思っていたのです。で、「いつ加入したんだっけ?」とこちらに来て以来、一度も見たことなかった保険証書をチェックすると、ガーン、10日前に切れてる。で、友人に電話。「センターの病院に救急で行っても、捻挫じゃ半日は待たされるよ」。エッセイとか仕事たまってるのに、そんな暇ない。だいたいセンターまで、電車乗ったり歩いたりできない。しかし、保険もないし、これを機に登録して病院に行くべきかも。万が一、近所のGPが暇だったりしたら見てくれたり・・・という淡い期待5%と、でも確信に近いあきらめ95%を胸に、とりあえずは寒風の中、ビッコ引きながら、いちばん近所のPharmacyへ。
「湿布ある?」
「そんなもんない。シンプルに氷で冷やせばいい」 「じゃ、塗り薬とかは?」 「ないな。痛かったらアスピリン飲めば?」 ちなみに、ここの薬屋決して品揃えが悪そうでも、不親切でもないんです。とにかく、薬剤師がいない(?)ってニュースにもなった、日本の某個人名有名チェーン店系ファーマシーに、当然売ってる湿布も、ロンドンじゃないらしい。しょうがなく、飲みそうもないアスピリンと、ワケわかんないサポーターみたいなの買わされ、「いちばん近所のGP」の場所を教えてもらって、またトボトボ、ビッコ歩き。で、パスポート、在住証明用に電話の請求書とか免許証とか、気合い気味で用意し、GPに到着。 「レジスターしたいんですけど」 「あ、いいわよ。じゃ、これ記入して。でも診療のアポイントは年明けまで取れません」 「・・・(まだ12月21日なんですけど)」 「年明けのアポイントは明日電話してね。今日はもうナースがいないから」 ふざけろ!である。 やっぱり「赤ひげ」的、医療に従事することへの、日本には「一応、ある」モラル感って、重要なことだと思いません? そのプレッシャーは大変なことだと思うけど、その報酬として医者をお金持ちにさせとくくらい、いいかな、と私はこの国に来て思いましたよ。 しかし、さらに、暗ーいムードになりつつ買った氷で冷やすシンプルな治療と、たまたま持ってた「腰痛・筋肉痛」のためのアロマオイルを気晴らしに塗ってみたところ、翌日は思ったほどひどくならず、クリスマス餓死(レストランおよびショップ、交通 機関、全部休み)を避けるべく、なんとか食料品確保の買い物には行けました。
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編集 萩村 |











