Starting Out in London
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UK Report from Tomoko Mase 大学院の課題に追われる長谷川さんに代わり、「レディング・フェス」レポート」にも登場のタミーこと間瀬さんが、期間限定でダイアリーをお届け! |
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海の向こうで戦争を考える 当然のことながら、日本には軍隊がない。 私たち日本国民は「戦争放棄」していることを誇りに思う。 そして国が平和なあまり、遠く離れた地で「戦争」がいまだに行なわれていることを実感することもない。
世界で唯一「核攻撃」を受けた国。太平洋戦争により、国土にも国民の心にも大きな痛手を負った国。だからこそ「戦争」は私たち日本人にとって非常にデリケートな話題である。以前にアメリカ・メイン州に短期留学をした際、ホストファミリーのおばあさんに「私たちが日本に原子爆弾を落としたことは、本当に申し訳なかった。ごめんなさいね」と涙ながらに語られたことがある。初めてといえる海外で突然「戦争」に直面し、私は何も言うことができず、ただ戸惑うだけだった。「戦争」を経験していない年代の私たち、「敗戦国」としてセンチメンタルな歴史教育しか受けていない私たちに、一体「戦争」の何が語れるだろう。 日本は戦争の「被害者」ではない。私たち日本人が過去に、中国や韓国の人々に行なってきたこと。それについて中国人・韓国人留学生に言及されたことはないが、彼らの受けている戦争に対する教育と、私たち日本人が受けているそれはおおいに食い違う。私たちの知識は「敗戦」に偏りすぎている。例えば、ドイツは「アウシュビッツ博物館」を建設し、世界に公開することで過去の過ちを認め、二度と同じ過ちを繰り返さないという意思表明をした。それに対し、日本は「原子爆弾」の痛手を強調する反面、アジア諸国に対して行なってきた侵略を「忘却」しようとする。でもこれは、忘却すべき歴史ではない。私たちは、「戦争放棄」するまでに至った過程、過去の事実についてもっと知らなくてはならない。 戦争について各国での持論は相当に違う。先日 Imperial War Museum に行ってきたので、次回はイギリスの戦争感についてふれたいと思う。それでは、また来週。
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編集 萩村 |
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