Taking the First Step in London
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UK Report from Naoko Hasegawa in London 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往。 |
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「怒濤のフラット・パーティー」
「やるわよ。友達呼んでね」という姉御 Cathey の一声で、「あ、そうなの」と私。日本人と違って、彼女/彼ら(というかイギリス人全般 )は、状況説明とか社内調整とか、そーゆーことに緻密ではない。だから、なんだかわからないまま物事が始まるってことが、往々にしてある。今回は「時間は夜9時から朝までね」と言われて、さすがに私も内心「えっ・・・」。Michelle に、「ねぇ、フラット・パーティーって、いつも何人くらい来るの? 何人くらい、友達呼んでいいのかな?」と、尋ねると、「何人でも。いつも100人は来るよ」「!」 。 なんだかわからないけど、こうなったら、友達呼びまくるしかない。というのも在英10年を越える人でも言ってるけれど、「パーティーの会話ほど難しいものはない」のだ。「Hi, I'm......」と声をかけてもらって、こちらも名乗って、日本人で学生であることを説明するまではいいのだが、その後が続かない。せっかく話しかけてもらっても、途中で気まずくなってしまって、もーその場に居ること自体が苦痛、なんてことが起こりがち。アルコールが入った途端、すべての言葉の障壁を乗り越えてしまえる、というタイプの人はその限りではないが、私はお酒が飲めないので、こういうときに困る。そういうわけで、ノン・ネイティブの友達をいっぱい呼んで、多勢の力でネイティブの会話の速度および難度を引き下げよう、というのが狙いだ。 パーティーの準備は、私に food 担当の任務が下り、「お約束」の寿司と天ぷらを作成。ロンドナーにとって、自分ん家のパーティーで寿司をサーブできるなんて「cool!」なので、フラットメイトたちも、日本人と住んでいるという利点をアピール(?)。私も、そうやって協力できることは嬉しいので、「100人分って一体・・・?」と思ったけど、「そんなにいらない。トイレも汚れるし」というスゴイ理由(笑)で、申し訳程度の量 をつくった。後は、バスタブにあふれんばかりの缶ビールと、パーティー用のダンスミュージックテープを Cathey と Harriet が編集し、ほぼ前日に一斉にドタバタするだけで当日を迎えたのだ。
そして、3時間ほど寝て起きると、フラットの床は一面sticky。100本をゆうに越えるビールおよびワインの空きボトルや缶 、大学時代の飲み会を思わせる匂いが、私たち4人の目覚めを待っていた。とくにキッチンなんてこぼれたアルコールで床上浸水1センチって有様だったのだが、我々4人は、黙々とボトルを捨てまくり、ゴミを処理しまくり、モップで床を拭きまくり・・・。で、2時間でパーティ以前の状況までに戻した。その無言の協力体制たるや、なかなか素晴らしい、というよりも、とにかく一斉にやらなくては、日常生活を送ることが不能なのが誰の目にも明白だったともいえる。きれいに片づいたキッチンで、4人でトーストとティーで簡単な朝食。「誰が何して可笑しかった」とか「あいつは誰の友達?」だの、「ヤツはすごいいいヤツだった」だの、いろんな話で再び盛り上がった。 後日談は続いて、パーティーをきっかけに出合ったカップルが一組誕生。他にも「どーかなー」っていうのが一組。私にとっては「不毛・・・?」と思えたパーティーも、ちゃんとお友達の幸せには貢献したようで良かった良かった。次回パーティーは私もがんばろうっと。
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