社会人留学 ロンドンの第一歩 |
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UK Report from Naoko Hasegawa in London 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往。 写 真の拡大 (33K) |
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| Washing in London |
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イギリスの家庭用洗濯機の標準的な形態は、日本が洗濯機本体の天側の蓋から洗濯物を出し入れするアップローディング方式なのに対して、フロントローディングという側面 にドアがついているスタイル(乾燥機の形態ですね)。すると、洗濯槽の回転軸も、日本が垂直方向なのに対し、イギリスは水平方向になる。そして、日本が水を多量 に使用し水流によって汚れを落とすのに対し、イギリスは洗濯槽の中に溜める水を少量 に押さえ(我がフラットの機種は3分の1しか溜まんない)、洗濯槽を回転させ洗濯槽の壁面 に洗い物を打ちつけて汚れを落とす、という節水&ワイルド型な洗い方になるのだ。設計者の視点で考えればコイツの問題点は、いかにドアから水が漏れ出さないように開閉ドアをシールするか。これはなかなかよく出来たもので、水は一滴たりとも流れ出ない。それでも水量 は少ないほうが安全なのは確かなわけで、この形態を選んだ結果としての節水型なのか、節水の思想からこの形態が導き出されたのか、はたまた産業革命以前の洗濯に関する行動様式の違いによるところのなか・・・などは議論の余地があるところ。 で、そんな議論は、あっという間に面倒臭くなっちゃって、節水結構、洗濯洗濯・・・と、ブツを放り込んで数時間経過。フロントのドアから洗濯物を取り出すと、あら? 見覚えのないグレーのTシャツ、そして、サンドベージュのランジェリー??? 答えは5秒後に判明。「色移り!」。元凶は安売りブランドの店で、3ポンドで買ったグレーのカットソーを、真っ白のTシャツやクリーム色の下着と一緒に放り込んだこと・・・。ショックで説明するにも英語の構文が探せず、ナマ乾きの洗濯物を手にモゴモゴ単語を並べる私に、「ナオコ、色ものと薄い色のものは別 に洗うのよ」とフラットメイト。そんなの知ってるわい! しかし、グレーのカットソーといっても、私の分類では「薄い色」の範疇に入る色味。それが、なんでこうまでなる?! という点をよくよく観察した結果 、結局はこの「節水型」のせいらしい。
ということが、2度もあった。1度めで学習したので、以降は、日本よりも厳しい分類眼で色ものと薄色ものをカテゴライズし、かつ当地で買った服に関しては、3回までは手で別 洗い、という鉄則を設けた。にも関わらず、2回目が起きたのは、別のフラットメイトが洗い上がったものを入れっぱなしにしておいたのに気づかず、薄色ものをつっこんで一緒に洗ってしまい、フラットメイトのしかも本人ではなくガールフレンドのド紫のシャツから、ベイビーブルーのこれまたお気に入りランジェリーに色移り。これも泣いた。計4セット下着を捨てましたね。で、実はこういうディザスターは私にだけ起こるのではなく、日常茶飯事なので「color remover」とか「color rescue」といった商品名で、色移りから蘇生させるパウダーが売られている。これは強力な漂白剤みたいなもんだが、綿素材系はいいが化学繊維系に移ったものには効力があまりない。しかし、そんな製品つくるより、工業製品として、もーちょっと物づくりに責任を持って、染色技術にしろ洗濯機にしろ開発してよね! 『暮らしの手帖』に一喝して頂きたい。 |
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