社会人留学 ロンドンの第一歩
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UK Report from Naoko Hasegawa in London 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往。 写真の拡大(33K) |
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| うぐぐ……このdiaryを書くのも逃避行動の一環? ……そう、私はいま苦しんでいる。コース始まって以来、初のエッセイ提出にむけて。提出は今月末。ワード数4000。内容は「MAのリサーチでのテーマを考慮した主題を自由に選んでよい。ただし、この学期で学んだ文化的文脈、ファイナンス、マーケティング、情報テクノロジーを反映すること」というもの。「できん!」と思った私だが、なんとか書き出してるのが不思議。これも「よくできたコースダイレクターのお陰」である(終わってないけど)。 コース初日、このエッセイの課題が書かれたコピーとともに、その3週間後から始まる、各生徒とコースダイレクターもしくはアシスタント・チューターとのTutorialのスケジュール表が配られた。Tutorialというは、始まるまで良くわかってなかったのだが、とにかく先生と1対1で会う。すると、お医者さんよろしく、「リサーチの案はまとまった?」「それが全然……」「じゃ、そもそも、どうしてこのコースに興味をもったの?」「それは、かくかくしかじか……」などと話しているうちに、「私ってこーゆーことがやりたかったのかも」ということが形を持ちはじめ、「で、いま興味があることって?」「全然バラバラなんですけど、これとこれと……」などどいう会話をしているうちに、「あれ、このテーマでいけるかも……」というのが、導きだされていくのだ。 最初のTutorialは、授業が始まって間もないし、会話も「英語に自信はついた?」程度なのだが、コースダイレクターのリズ・リディエイト女史の「あなたは絶対に大丈夫。焦らないで」という言葉は、授業やディスカッションで、海の底に沈んでいきがちな私を、ずいぶん引き上げてくれた。「やれることからやっていこう」と前向きになれているのは、強制的に設定された(必要とあらばさらに時間をくれる)Tutorialのお陰だ。自主性がないといえばないのだが、リサーチの方向やテーマの設定の仕方自体がわからないうちは、「先生に会いに行く」という行動自体起こしにくい。日本の某美大建築科在学中、課題にどう手をつけたらいいのか自体がわからず、研究室にも足を運べず、ひとり悶々と悩んだ……という経験が、私にはある。
留学を検討している頃、British Councilの人から「イギリスの大学の授業料は高いですが、日本の大学では到底得られないものを学べますよ」と言われた。確かに「教えることのプロ」だと思うし、学校および各所に資料が整理されていることも感動モノだ。だが、違う大学でMA をやっている友人の話しを聞くと、Tutorialの方法とか、先生の対応とか、必ずしも私のコースが一般 的なわけではないらしいので、私の印象が、全てのイギリスの教育機関に当てはまるのかどうかは、わからないけれど……。 とまぁ、ここまではいいけど、エッセイ書き上がんないとねぇ……そろそろ逃避から、現実に戻ります。 |
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