社会人留学 ロンドンの第一歩
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UK Report from Naoko Hasegawa in London (March 28th, 2000) 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往。 写真の拡大(33K) |
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| 私の住んでいるQueen's Parkの駅前の道にぽつんと立っている桜の木は今が満開。「桜、咲いてて良かった」と思うイギリス暮らし4か月目……。さて、今週は私の棲み家について。
ロンドン市内に住もうとする独身者の典型的な住居形態はやっぱり「フラットシェア」。うちの場合は、アラブ人のオーナーは、建物の一階で酒屋を経営しているのみで、私を含め5人の間借り人だけが階上の、4ベッドルームの家に暮らしている。内訳はイギリス人男性1人、女性2人、オランダ人男性1人、そして私。全員20代後半から30代前半で、いわゆるプロフェッショナル(職業のある人たち)なので、のんびりしている。というのも、同じフラット暮らしも、構成メンバーによってムードは違うらしく、学生ばかりが住んでるフラットなどは、やっぱりみんなお金がないわけで、ヤレ誰が冷蔵庫の食べ物を勝手に食べただの、電気代を払ってない……といった共同生活にありがちな諍いが頻発するらしい。
しかし、ロンドンに来て最初に見た物件にスルっと入居し、いまのところ不自由もないという私は、ラッキーな方らしい。私の場合は、在住歴の長い知り合いがいたので、口コミ情報で、ZONE2内(地下鉄・バスの料金エリアを差し、比較的センターから遠くないこと意味する)、地下鉄駅から徒歩3分、住人の職種が私の分野に近い(職業的に同じ人種であることは、生活上も重要に思えた)、家賃月払い303ポンド=約55000円(光熱費別 )、デポジット(保証金)無し、というこのフラットに辿りつけた。 フラット探しは、確かに、「LOOT」などの新聞のフラット情報欄を見て、直接家主にコンタクトととるのが王道だけど、日本から来たばかりの留学生がフラットを探す手段として簡単なのは、日系の新聞や食料品店で「日本人向け」の空きフラットの個人広告からコンタクトをとること。日本人が日本人のフラットメイトを探している場合は、単純に「日本ベースの暮らしがしたい」ということらしいので良いけれど、要注意なのは「住人は日本人に」というノンジャパニーズの広告。なかには、怪しい「日本女性好き」オーナーや、極端に潔癖症ですべてを自分の思う通 りにしたい人、大人しい日本人気質につけこんで、妙な条件を入居後に押しつけてくる人というのも少なくないようなのだ。「事なかれ主義」なのか、短期留学の短い日程でモメ事を起こすのが面 倒なのか、日本人はあまり不平を言わないからかな……(実は、このサイトの「留学プラザ/イングランド/住む」を見て、部屋を契約するのに、リファレンスとか、シビアな確認が必要だと初めて知った私)。 海千山千のロンドンでは、信頼できる紹介者を通して探すフラットが安心なのは確か。都市の暮らしでは「危ない地域」を避けたいが、好景気で人口膨張中のロンドンは、「かつては危なかったが、今は結構いい」という所も多い。高くなく、そこそこ安全で……という土地勘を得るだけでも難しい。 と、なかなか大変なロンドンのフラット探しだが、ここ数年で家賃が急上昇しているとはいえ、運が良ければ、東京でいうところの山手線内くらいのエリアで、結構広いスペース(オーストラリアのワラビー氏のようにプライベートビーチとはいかないが)に月5万円代で住めるわけで、東京に比べれば、まだ「安く住む選択肢のある街」だと、私は思う。それに、時に寂しがり屋の私にとっては、夜、適当に話し相手がいる「フラットシェア」というシステムは、結構助かってます。ありがとみんな(やや涙)。 |
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