社会人留学 ロンドンの第一歩
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UK Report from Naoko Hasegawa in London (March 14th, 2000) 編集者人生を一時棚に上げ、視野と経験を広げるために大学院留学を決行するも、予想外のハプニングに右往左往。 写真の拡大(33K) |
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| さて、イギリスに行くことは決めた。会社を辞めるメドもついた。んで? まずは英語だ。イギリス留学の最初の登竜門であるBritish
Councilに行き、そこで語学学校の資料をあたろう……としたのだが、私は開始10分でこの作業を断念した。留学情報室に膨大にある語学学校リーフレットからは、ナニを基準にすればいいのかまったく検討もつかない。次なる手段としては、在ロンドンの日本人の知り合い数人に「いい語学学校を教えて」とE-mail。彼らはいくつか推薦してくれたのだが、詰まるところは「あたる先生次第。超授業料の高い数校を除いては、保証はしかねる……」というのがその見解。結局、メンド臭くなって「様子見!」とばかりに、昨年9月に渡英。情報をもとにいくつかの学校を訪ねたみたが、どこも指して変わりはない。施設のきれいさや設備からいったら日本の語学学校のほうが良いし、とどのつまり、「英語学校じゃ英語はうまくならない。語学学校は本当の英語環境じゃないから」という意見を複数の在ロンドン日本人から吹き込まれ、「語学学校巡りロンドン・オリエンテーリング」も嫌気がさした。
で、次は美術大学を見ることに。するとここにもあるある--。「foundation course: 語学はもちろん、学部での勉強方法も学べます」「certificate in :MAを履修する前の準備コース。スタディスキルの他、ポートフォリオの制作まで可能」。毎日違う学校で入学要項を貰っては目移りしていた私を見て、私のロンドンでの投宿先の主・在ロンドンのアメリカ人映像クリエイターであるトムは、「君はイギリスの教育産業のいい鴨だよ」と言ったものだ。自身もクリエイター兼学校講師として「教育産業」に加担しているトムにはその裏側がよく見えるのだ。たしかに、foundation courseから始めて、BAそしてMAまで行ったら、一千万円だって簡単に消える。留学中の友人の解説によれば、いま英国の各大学は政府からの補助金カット分を留学生からの収入で賄おうとしているらしいのだ。トニー・ブレア首相は「EU以外の留学生をイギリスに呼ぼう。アメリカに取られている場合ではない」と学生ビザの規制を緩和。そして学校が留学生に提示する学費はここ数年でかなりの急勾配でアップしている、というのだ。
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