留学


Studying in a Graduate School in Australia
オーストラリア大学院生活

Australia Report by Miwako Hobo
英語教師となるべく英語教授法(TEFL=Teaching English as a Foreign Language)を勉強中の保々実和子さん。つらく楽しいオーストラリアでの大学院生日記。

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「自信」と「積極性」

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活気付いてきた大学の構内
相変わらず猛暑の続くパースからこんにちは。こんなに暑い国でありながら、オーストラリアでは一般家庭へのエアコン普及率が低いと思う。私の知り合いで家にクーラーがあるのは小学校教師のヘレン宅くらいだろう。かくいう我が家にもクーラーなるものはなく、もっぱら重宝しているのが扇風機。「扇風機のほうが自然にやさしいのよ」と友人は言うが、暑いものは暑い。暑い中で扇風機をつけても暑い風が吹いてくるだけ。という訳で、クーラーががんがんに効いている大学のコンピュータ室に通う日々が続いている。

先週から新学期が始まり、久しぶりに大学も活気付いてきた。新入生のためのオリエンテーションが行われている。なんとも懐かしい。右も左もわからず、知り合いもいなくて、ただおっかなびっくり参加した1年半前のオリエンテーションを思い出す。留学生は大きな講堂に集められて、いろんな人がいろんなアドバイスをしてくれたんだけど、その半分は英語が聞き取れなくて、なんとも心細く、でも隣の人に話し掛ける勇気もなく、これから始まる大学生活に大いなる不安を抱きながら一人で座っていたのを覚えている。なんと小心者だったことか。誰か話かけてくれないかなぁ、なんて思って、目の合った人皆に意味不明な笑顔を振りまいてみたりしたけど、誰も話かけてなんてくれるわけもなく、引きつった笑顔を浮かべながら、内心どうしよう・・・状態だったのだ。

結局、この国で受身でいては生きていけないということを私は1年半かけて学んだように思う。友達が欲しければ自分から話し掛けるしかないし、何か問題が生じたときは自分ではっきり何が問題なのかを言わなければいけないのだ。特に、周りにオーストラリア人しかいないなんて状況であればあるほど、自分から話し掛けなければいけない。普通のオーストラリア人は待っていても英語の先生のように「週末は何をしたの?」「なにか問題があるの?」なんてやさしく聞いてくれたりしないのだ。話し掛けなければ、あいつは話さない奴とか英語のできない奴という烙印を押されてその場の空気と化してしまうだけ。問題を言わなければ、何の問題もないと思われてしまう。友達が欲しかったら、まず自分から話し掛けて、多少英語を理解できるし話せるということからアピールしてみることが大切。「この人私といて楽しいのかな?」なんて考えてはいけない。とりあえず、がんがん話し、会話を続けていく術を私は身に付けたように思う。そして大切な友人もたくさんではないが何人かできた。

あのおっかなびっくり参加したオリエンテーションの日、自分に欠けていたのは自信だったように思う。論文の担当教官クリスは会うたびに「君は強くなった」と言う。確かに「自信」と「積極性」と言うものを身につけて私は強くなったと思う。


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Australia Report
by Miwako Hobo

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