留学

ワールドダイアリー

Studying in a Graduate School in Australia
オーストラリア大学院生活

  Australia Report by Miwako Hobo
英語教師となるべく英語教授法(TEFL=Teaching English as a Foreign Language)を勉強中の保々実和子さん。つらく楽しいオーストラリアでの大学院生日記。
 
 
オーストラリアでの故郷、パースに戻る

学校で先生を囲んでのパーティ

ブルームからパースへの帰路はAll Terrain Safariというツアー会社のバスを使った。一般の長距離バスよりずっと安いのだ。丸2日間をひたすらバスの中で過ごすのは初体験だ。乗客は全部で6人とすいていたのでシートを一列占領し、本を読んだり、後ろのスイスの女の子と雑談したり、窓の外に広がる乾燥した大地を眺めては旅の思い出に浸り、それなりに快適に過ごした。ブルームからパースへは同じ西オーストラリア州なのにバスで2日間の移動を要する。改めて広大な国であることを実感した。私がもうすぐ帰国すると知りながらドライバーのフィルがナンパしてきた。異国で最後のアバンチュールを楽しめって? 表面では長時間のドライブに感謝しつつ、殴ってやろうかと思った。

久しぶりのパースはすっかり冬になっていた。見慣れたパースの風景。なんだか安心する。2年以上を過ごし、パースは私のオーストラリアでの故郷なのだ。しかし、もうすぐその故郷に別れを言わなければいけない。レイチェルが私のお別れパーティをやろうと電話してきた。日時や場所を話し合った後、レイチェルは笑いながら「Mimi(私のあだ名)、今回は主賓なんだからタマネギなんて持ってこなくていいわよ」と言った。日本だとパーティの主催者が料理から飲み物まで用意して待っていてくれるが、オーストラリアでパーティに行くといったら大抵の場合、手ぶらで行ってはいけないのだ。料理だったりスナックだったりワインやシャンペンだったりと、パーティの参加者で何を持ち合うか前もって決める。だからパーティの主催者は単に場所を提供するだけなんてこともあり、ある意味、気軽にパーティを主催できるのだ。日本人の私はよく皆の要望でのり巻きを作って持っていくことが多かったように思う。実は大学に入りたての頃、レイチェルがBBQパーティに呼んでくれたのだが、タマネギ担当になった私は一体どれくらい持っていったらよいのかわからず、15kgものタマネギを抱えて持っていったことがあったのだった。

帰国まで1週間を切りながら、論文の発表やら荷作りで忙しく、きちんとお世話になった人全員に会ってお礼を言いたいと思いながら、なかなか時間が取れない。しかも思いの他、帰国するにあたっての雑用があるものなのだ。銀行の口座を閉じたり、大学で住所変更したり、電話切ったり・・・うーん、何かやるべきことを忘れている気がする。

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Australia Report
by Miwako Hobo

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