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いきなり外国の大学に行くのは大変。まずは基礎力をつけてから、大学へという人に人気のコミュニティー・カレッジについて。
アメリカ・カナダにある短大(two-year College)のうち、州(State)や郡(County)、地方自治体(Community)などが財政を一部負担して運営する公立の短大を、「コミュニティーカレッジ」と呼ぶ。アメリカの短大およそ1400校のうちコミュニティーカレッジは1200校ほどを占めていることから、コミュニティーカレッジはアメリカでの短大の代名詞と言えるだろう。
イギリスの場合、Higher Education College(高等教育カレッジ)とFurther Education College(継続教育カレッジ)というものが北米のコミュニティーカレッジのような役割を果たしている。
オーストラリア・ニュージーランドの場合、短大的要素より専門学校的な要素を多く含んだTAFEやポリテクニックといった専門教育機関があるため、コミュニティーカレッジと同じような学校は存在しない。
アイルランドは、公立の科学技術カレッジ・教員養成カレッジと、私立カレッジの3つがあるが、2年制課程から4年制課程まであり、それぞれ取得できる学位が異なる、という制度なので、これも少し形態が違う。
専門学校への入学資格同様、一般的に高校卒業は前提である。またTOEFLのスコアの提出が必要な学校もあれば必要ないところもある。大学に留学する場合より、TOEFLのスコアの目安は低く、500〜550の学校が多い。英語力が入学基準を満たしていない場合は、語学学校で英語力をつけることが必要だ。
留学する国やコースの期間などにより、費用はかなり違ってくるので一概にいくらと言うのは難しいが、4年制大学より1年あたりの授業料は安い。公立と私立で授業料は異なるので、事前にしっかり確認することが重要だ。
国、コースによって異なるが、一般的には文系・理系ともに2年のコースが最も多い。
日本同様、公立(国立、州立)、私立に分けられる。アメリカ・カナダのコミュニティーカレッジは、ほとんどが公立(州立)。イギリスのHigher Education CollegeとFurther Education Collegeも、一部私立はあるが、ほとんどが公立だ。
コミュニティーカレッジのプログラムはアカデミックコースと職業訓練コースの2つに大きく分けられる。アカデミックコースは4年制大学の1〜2年の教養課程にあたり(日本の短大的な要素を含む)、終了すると準学士号が授与されるコースもある。またコース終了後には4年制大学への編入も可能となる。一方、職業訓練コースは、そもそものコミュニティーカレッジの姿である、就職を目的とした実践的な知識や技術を身につける専門学校的なコースである。
アメリカのコミュニティーカレッジは修了すると準学士号(associate degree)が授与される。これは日本の短大卒資格と同じカナダの場合は、diplomaやcertificateなどの修了証を得るためには1〜2年かかり、専門性の高いdiplomaプログラムの中には卒業までに3年ほどかかるものもある。
イギリスの場合は、学位を授与できるのは基本的に大学かUniversity collegeだけだが、学位を授与できる大学と提携しているHigher Education CollegeとFurther Education CollegeではHigher National Diplomaを取得でき、学士号の2年次または3年次に編入も可能だ。
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