お金のこと
Q:お金はどのようにして持っていくのがベスト?A:少額の現金とトラベラーズチェック、そしてクレジットカードの3つの組み合わせがおすすめ。さらに、現地で日本の自分の口座から現金を引き出せる国際キャッシュカードを用意しておくと便利だ。長期滞在の場合には、現地で銀行口座を開こう。 キャッシュレス化の進んでいるアメリカでは、持ち歩く現金は、チップや地下鉄、タクシー代などの少額で充分。防犯の面からも、多額の現金は持ち歩かず、紛失しても再発行できるトラベラーズチェックにしておいて、支払い時にそのまま使うか、必要額を現金化していけばよい。 ただし、トラベラーズチェックは使うたびにサインしなくてはならず、サインに加えてパスポートの提示を求められることもある。買い物などの支払いに使うのではなく、単に現金化する際には、パスポートの提示が必ず必要だ。これが面倒なら、現金で持参するのも手。便利さと安全性を比較して、どちらで持っていくかは本人次第だ。 現金については、米ドルは現地で両替するより、日本で両替したほうがレートがいい。必要分は、日本で両替してしまおう。トラベラーズチェックを作る場合は、米ドル建てで。ちなみに両替レートが一番お得なのは、現金よりトラベラーズチェックだ。 この他、アメリカはキャッシュレス社会なので、クレジットカードがあれば大金を持参する必要はない。クレジットカードは車を借りたり、ホテルにチェックインするときにも必要となり、ないとデポジットとしていくらかお金を余分に預ける必要がある場合も。クレジットカードは紛失したり、磁気異状を起こして使えなくなったときのことを考え、2枚以上持っていくと安心だ。日本で発行されたクレジットカードでドルで支払っても、実際に銀行から引き落とされるときは、円に換算された額になる。レートは、クレジットカード会社規定の換算時レートとなる。 また、日本の都市銀行などで発行している国際キャッシュカードがあれば、自分の口座の預金が現地通貨で引き出せるので便利。カードによっては残高不足になったとき、家族などに振込んでもらうことにより、プラスできる。長期滞在なら、現地銀行に自分の口座を作ると便利だ。 Q:両替はどこでできる?A:銀行がもっとも一般的。次は両替所。主要都市には両替ができるATMもある。ホテルでも両替できるが、宿泊者のみで、レートもよくないから、緊急時のみにしたい。 Q:銀行や両替所の営業時間は?A:一般的に銀行の営業時間は平日の9時〜15時。両替所は24時間営業というものもあり、ホテルももちろん24時間OKだ。また空港にある銀行も早朝から深夜まで営業していることが多い。 Q:現地で銀行口座を開設するには?A:口座開設時にはパスポートや運転免許証などの身分証明書が必要。それに加えてアメリカの身分証明登録システムによる社会保険番号が必要な場合と、大学のIDやパスポートで代用できる場合がある。以上の条件が揃えば、だいたい即日口座開設が可能だ。口座の種類には小切手用の当座預金(checking account)と普通預金(saving account)がある。キャッシュレス社会のアメリカでは、支払いは小切手かクレジットカード。長期滞在の場合、家賃から公共料金まで小切手で支払うことがほとんどでなので、日本ではなじみがなくても、当座預金を作っておかないと不便。 その他、キャッシュカードは発行しない銀行もあるので事前に確認しよう。また、銀行によっては一定金額以上の預金残高がないと、口座維持手数料が毎月かかることがあるので、事前に確認しておこう。 Q:両替や口座開設時に気をつけることは?A:両替はときどき金額が間違っていることもあるので、受け取った金額とレシートに記載されている金額が合っているか、その場で必ず確認するようにしよう。あとで気付いても100%受け付けてもらえない。また口座を開設するときのサインは必ず使い慣れたものを選ぼう。よく開設時は漢字のサインを登録してしまい、あとで使う時には英文にしてしまったなどのうっかりが多いようだが、もし違うサインを使うと小切手そのものが無効になってしまうので充分に注意が必要。 Q:両替手数料はどれくらいかかる? レートはどこが一番いい?A:両替の手数料はいろいろ。金額の3%というように割合で取る場合と、1回の両替につき$10というように額にかかわらず一定の手数料を取るものもある。レートがいちばんいいのは銀行だが、単純にレートだけみると良さそうに見えても、実は手数料がとても高いというようなこともあるので、両替の際はレートと共に手数料も必ずチェックしよう。 トラベラーズチェックを現金化する場合、アメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックならアメリカン・エキスプレスの代理店、トーマスクックのトラベラーズチェックならトーマスクックの代理店に行くと、手数料は一切かからない。 Q:クレジットカードはどれが使いやすい?A:アメリカで最も良く通用するのはVISAとマスターカード。次にアメリカン・エキスプレスとダイナース。JCBなども通用する店が増えてきているが、地方などではやや弱い感もある。どのカードが通用するかは店の前に貼ってあるカード会社のステッカーで確認するといいだろう。 Q:トラベラーズチェックはどこでも使えるか?A:トラベラーズチェックはあらゆる支払いに使うことができ、まさに現金と考えていいだろう。ただし小額の買物を高額な($100以上など)トラベラーズチェックで支払うというのは敬遠されることもあるので、トラベラーズチェックは$20ぐらいの小額なものを用意していくといいだろう。また日本円のトラベラーズチェックは使えないことも多いので、持っていくならばぜひUS$で。 Q:その他のアドバイスは?A:トラベラーズチェックは紛失した場合に再発行できるというのが最大の利点。しかし自分のトラベラーズチェックの番号の控えがないと再発行ができなかったり、再発行まで何日もかかることがある。そこでトラベラーズチェックの番号の控えは、すでに使用した番号の控えも含めて必ず取っておくようにしよう。そしてトラベラーズチェックを購入したらすぐに所有者用のサインを必ずしよう。これがされていないと、再発行が不可能となる。またクレジットカードを紛失した場合も、カード番号の控えがあれば現地で速やかに再発行してもらえる場合があるので、こちらの控えも忘れずに。 ATMは日本のように建物の中になく、道路や駅構内にあったりするから、出金するときは注意すること。
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