緊急事態
911 日本では110番だが、アメリカでは、とにかく覚えておきたいのが、「911」。救急車も消防も警察も911だ。 Q:パスポートをなくしたら?A:まず現地の警察に届け出て紛失証明書を発給してもらい、ただちに最寄りの都市の日本大使館または領事館へ連絡すること。再発給には2週間から3週間ほどかかるが、そのまままっすぐに日本へ帰国するという場合は帰国のための渡航書のみを発給してもらえばよい。これなら3日間ぐらいで手に入れることができる。言葉の通じない海外では、国籍を証明してくれるパスポートはいろんな場面で非常に大切なので、万が一なくした時にスムーズに再発給してもらうためにも、パスポート番号の控えと写真を用意して、パスポート本体とは別に保管しておくことをおすすめする。 大使館・領事館の連絡先ワシントン (202)238-6700 アトランタ (404)240-4300 アンカレッジ (907)562-8424 カンザスシティ (816)471-0111〜3 サンフランシスコ (415)777-3533 シアトル (206)682-9107〜10 シカゴ (312)280-0400 デトロイト (313)567-0120 デンバー (313)534-1151 ニューオリンズ (504)529-2101 ニューヨーク (212)371-8222 ヒューストン (713)652-2977 ポートランド (503)221-1811 ボストン (617)973-9772〜4 ホノルル (808)543-3111 マイアミ (305)530-9090 ロサンゼルス (213)617-6700 Q:盗難にあったら?A:まず現地の警察に届けよう。そこで盗難証明書を発行してもらえば、海外旅行傷害保険の保険金を請求することができる場合もある(現金などの盗難は保険ではカバーされない)。アメリカの都市の警察は、軽微な犯罪被害だと電話で書類を作成するだけで現場には来ないことがよくあるので、最低限必要な手続きを電話だけで完了できるように、"I'd like to have a police report.(証明書を作ってほしいのですが)" "Can I have my citation number, please?(照会番号をください)"といった基本表現はおさえておきたい。電話で警察に通報する場合は「911」をプッシュしよう。 Q:病気になったら?A:留学生の場合、大学から学生保険などに加入することをすすめられるので、それに加入しておくといいだろう。学生保険は日本からかけていく海外旅行傷害保険ではカバーされないこともある歯科治療などにも適用されるので、急な歯痛に襲われたときも安心だ。この学生保険に入っていない場合は、虫歯を治療しただけで数十万円も請求されたなんていう話もある。 学生保険は現地で入ることもできる。 日本の医療システムとの違いは、アメリカにはホームドクターと言って、家族ごとのかかりつけの医者を持っていることが多い点。ホームステイをしている人は、体調が悪いときはホストファミリーに相談して、ハウスドクターを呼んでもらってもいいだろう。留学生の場合はキャンパス内にあるヘルスセンターで診てもらうこともできる。またそのどちらでもない人は日本からかけていく海外旅行傷害保険の緊急連絡先に電話をすれば、病院を紹介してもらうことができる。いずれにせよアメリカの医療費は日本に比べるとはるかに高いことは肝に命じておこう。 Q:事件に巻き込まれたら?A:アメリカは、治安のいい日本と比べると、地域によっては危険なエリアがあると思っておいた方がいい。スリや置き引きといった小さい盗難犯罪から、銃を使った凶悪事件まで、安全とはいえない。まずは街を歩いていて、「あれ? ちょっとここ人通りが少ない」とか「妙な雰囲気が漂ってる」と感じたら、速やかに移動するようにしよう。あぶない地域については、現地のツーリストインフォメーションなどで尋ねてみるといいだろう。 危険を察知したら、まわりに人がいれば助けを求め、警察の電話番号「911」に通報しよう。日本人は金持ちだと思われており、全般的に不用心なので、基本的にカモ視されていることを自覚してほしい。いかにも高価な服やものは身につけないのが賢い。また、万が一襲われたら、抵抗してはいけない。言われた通りにしないと命まで取られる可能性がある。多額の現金や貴重品などは極力持ち歩かないことだ。 |
|








