帰郷
わが家のゲストハウスは、自然に囲まれた、眺望抜群の素晴らしいお部屋。この部屋の間借り人が先週見つかりました。彼の名前はリー。リーはジュースバー(スポーツクラブやジムによくあるでしょ?)のチェーン店のオーナーです。とはいっても、年はまだまだ若いんですよ。シアトル出身の彼は、会社とともにロサンゼルスに引っ越してきたばかり。リーは、私のゲストハウスを見た途端、一目惚れしちゃったんですって。景色もハイキングコースもすっごく気に入ったみたい。その彼が、数日前に引っ越してきたんです。 不思議なことに、私も前から「ジュース好き」なんですよねー。7年ほど前から、ジューシング(健康のためにフレッシュジュースを飲むこと)やジュースクレンジング(体内を浄化するための食生活にジュースを取り入れること)を続けてるんですよ。ジューサーはもう3台目。新しいジュースのレシピや情報にはいつも目を光らせているんです。男女の違いはあれど、リーもその辺は私によく似てるんですよね。彼の場合、それを仕事にしてるんだからすごいです。 「ブレンダーボーイ」として知られている彼は、地元の人たちにジューサーの使い方を教えているうちにどんどん有名になっていったんだって。そのうち支店まで出すようになり、自分の才能を活かせる仕事はこれだと思ったみたい。今ではアメリカ中に100店を数えるまでに。台湾にも何件かお店があるんですって。もう少し落ち着いたら、2人でジューシングを楽しもうと思ってます。 わが家の床の張り替えも終わり、荷物もようやく到着しました(中にはなくなったり盗られたりした荷物もありましたが・・・)。今は新しい家の飾りつけに取りかかってるところなんですよ。時間はかかるけど、これが楽しいんですよねー。新しく塗り替えた壁に数え切れないほどの釘を打ち付け、家具をあっちに動かしたりこっちに動かしたりして置き場所を決め、そしてなんとか仕事ができるスペースをつくりあげていこうってわけです。 でもね、この新しいプロジェクトに取りかかったのは11月の終わりのことだったんです。何があるのかって? アメリカで11月の終わりといえば、思いつくのはひとつだけ・・・そう、サンクスギビングの日がやってくるのです! 11月17日の飛行機でフィラデルフィアに帰ることにした理由は3つ。 1)23日がサンクスギビングだから。2)両親が引越しをするので、それを手伝いたいから。3)いとこのアンドリューの「Bar Mitzvah」が18日にあるから。 「Bar Mitzvah」はユダヤ教の成人式のことなんだけど、この話は次回のコラムでたっぷりお話することにして、話を元に戻しましょう。サンクスギビング・ディとBar Mitzvahを楽しみにしてたのはもちろんなんだけど、フィラデルフィアに戻ったホントの理由は両親の手伝いをしたかったから。両親が、25年間住み続けた家をとうとう売る決心をしたんです。幸い、すぐに買い手が見つかりました(なんと、私や私の兄弟が車の修理をしてもらった、近所の自動車修理工場のオーナーが買い手だったんです)。私が自分の家を買おうとしているときに、私の両親が自分たちの家を売ろうとしてたなんて、なんか皮肉な話ですよね。 私の両親もだんだん年をとってきて、冬の間は南の方へ出かけるようになり、何年か前にはフロリダにマンションまで買っちゃったんです(同じマンションには、叔父のジェリーとその奥さんも住んでいます)。だから、毎年11月になるとフィラデルフィアの寒さから逃れて南へ向かい、4月か5月まで帰ってこない。今年もそうなる予定だったんですよね、ほんとは。でも、いざフィラデルフィアを離れてみると、もう自分たちはこの家に帰ってこないだろうなって思ったらしいんです。 11月17日、実家に到着した私は、早速両親の手伝いを開始。これから倉庫に押し込む荷物や、フロリダに送る荷物をどんどん箱に詰めていくんだけど、まあ荷物の多いこと! Bar Mitzvahの前後も荷作り、サンクスギビング・ディの前後も荷作り、結局私も両親も出発を延期して荷作り、荷作り、荷作り・・・。このダイアリーを書いている11月29日現在、まだまだ荷作りは終わっていません。両親が乗る飛行機は明日の正午発。どう考えても、それまでに終わりそうにないよなあ。 というわけで、私のフライトはまたまた延期! 今夜遅くには、私の両親も同じように延期する羽目になるんだろうなあ。想像すると笑っちゃう! フィラデルフィアの休日を楽しんでいる 翻訳:山本なむを
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to :コダック株式会社 このページに使われている写真はコダックDC215 Zoomデジタルカメラで撮影されています。詳しく知りたい方はこちら。 |
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