海外駐在 アイルランドに暮らして
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Ireland Report from Rieko Yamashita in Dublin (March 17th, 2000) 家も買ったし、次は子育て。アイリッシュダンスに魅せられてこの地に住み着いた日本人がしっとりしたダブリンの暮らしをレポート。 「写真は我が家の前にて。左から友人、私、夫。」 拡大(26K) |
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| 「アイルランド」という国をどのくらいご存じだろうか。「それってイギリスの一部なの」とか「アイスランドじゃないの」と言われることがよくある。そこで、「誤解だらけのアイルランド」について謎解きしながら、私の住む国を紹介してみたい。
アイルランドはヨーロッパの最北西部にある島国である。イギリス−正式にはグレートブリテン島−の西側に位 置する。緯度はサハリン北部とほぼ同じ(北緯51.5〜55.5度)というのだから、相当北にあるわけだ。 アイルランド島全体の面積は約84000平方キロメートル。「北海道ぐらいの大きさ」と例えることができる。アイルランド島の中に「アイルランド共和国」という独立国家と、英国内の自治領「北アイルランド」が存在する。この「北アイルランド」問題については複雑な歴史背景を説明する必要があるので、別 の機会に書くつもりだ。アイルランド共和国の人口は約360万人(1996年統計)。日本では「静岡県ぐらいの人口」とか紹介されている。 さて、誤解その1。「アイルランドってイギリスなの?」というのは北アイルランドが絡んでデリケートな話となる。たしかに過去には英国がアイルランド島全体を支配してきたという経緯がある。アイルランド共和国は20世紀前半に英国から独立を勝ち取ったのである。それだけに旧支配国への感情は複雑で、「イギリス人は嫌い」と公言する人もいる。だからこそ、「アイルランドってイギリスなの?」は最も犯してはならないミスといえる。 |
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これに比べると、誤解その2の「アイスランドじゃないの」は他愛ないミスかもしれない。ただ、「アイスランド=すごく寒い」という印象から、「アイルランドって雪が降って寒いんでしょ」と言われることがある。実は、アイルランドでは滅多に雪が降らないのだ。北緯がサハリン並なのにどうして寒くないかというと、大西洋から流れる暖かいメキシコ湾流のお陰らしい。年間平均気温は10度で、冬でも温度が零下となることは珍しい。しかし、雪の代わりに雨が多い国である。年間雨量
1000mmで、ほとんど毎日雨が降るといっても大袈裟ではない。でも風を遮る高い山がないせいか(最高でも標高1000m程度)、雲の流れが早いので一日中降り続けるわけではない。つまり、毎日の天気予報が「曇り、ときどき雨、一時的に晴れ」という具合なのだ。この比較的温暖な気候と雨の恵みのお陰で、美しい緑に覆われたアイルランド島は、「エメラルドの島」と呼ばれている。 |
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・過去のアイルランドの日記を読みたいなら。 | |||||
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