海外駐在 アイルランドに暮らして
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Ireland Report from Rieko Yamashita in Dublin (March 6th, 2000) 家も買ったし、次は子育て。アイリッシュダンスに魅せられてこの地に住み着いた日本人がしっとりしたダブリンの暮らしをレポート。 「写真は我が家の前にて。左から友人、私、夫。 拡大(26K)」 |
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| 第一回目は自己紹介ということなので、私のことについて話してみよう。私が日本からアイルランドに移ったのは1995年10月。会社を辞めて、大学院で学ぶことが目的だった。もっとも初めてアイルランドに来たのはさらに昔のことで、1988年にさかのぼる。当時私はドイツに3年間住んでいて、帰国前に他のヨーロッパを見ておきたかったのだ。このとき私はアイルランドに惚れ込んでしまい、その後アイルランドを訪れるリピーターとなった。どうして気に入ったのかについては長くなるので、今回は省略する。しいていえばアイルランドの伝統文化、とくに「ダンス」が要因となった。以後アイルランドで伝統ダンスを習うのが、私の「恒例行事」となったのだ。
大学院のコースは夜間の講義だったので、まもなく私は通訳として日系企業に就職した。「学生」と「社会人」の二足のわらじを履いたわけだ。二足どころか、ときどき雑誌や本に文章を書いたり、日本からの取材コーディネートをしたりしているので、百足のような生活だ。97年にはなんとか修士課程を修了できたのだが、無謀にも「もうちょっと勉強しようかな」と欲が出て、現在大学院の研究課程に在籍している。 「留学」がきっかけだった私のアイルランド滞在だが、4年間で意外な方向へと進展した。まず「2年の留学」の予定が就職してしまったこと。さらに紆余曲折があってアイルランドに「家」を買ってしまったこと(「涙のマイホーム・ゲット」については後日書くつもり)。そして、去年こちらで知り合った日本人男性と結婚して、現在妊娠中なのだ。身ひとつで海を渡った私が、外国で「家族持ち」になってしまうというのも何かの縁なのだろうか。ともかく私は今でもアイルランドの生活が結構気に入っている。 「外国に住む」といっても、その内容は人によって違う。最近ではインターネットで日本の最新ニュースが手に入るし、 日本のTV番組だって見ることができる。日本と同じ環境で暮らしていくことも可能だ。逆に自分が日本人だというのに、日本人と会うことを極端に避ける人もいる。いずれにしても住んでいる国に全く興味がないのは哀しいことだ。私はその国の文化事情を吸収しながら、日本人としての自分もしっかり持っていたい。「異文化の受信」と「自国文化の発信」のバランスを取りながら海外で暮らしていくのが理想だ。このダイアリーでは、私が「受信」したアイルランドを皆さんに「発信」していければ、と思っている。 |
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