海外で暮らす

ホームステイ

たとえ短期間であっても、言葉の壁を越えるような関係づくりができるホームステイ。決して旅行では味わえない人間同士のふれあいを体験できるのが魅力だ。

ホームステイって何?
ステイ先はどうやって探すの?
ホームステイのための準備とは?
ホームステイ中に気をつけたいこと
ホームステイって何?
ホームステイイメージ

ホームステイとは、現地の一般家庭に滞在し、一緒に生活する滞在方法。家族の一員として滞在するため、それぞれの家庭のルールを守って生活することが要求されるが、その国の生活習慣や文化を身近に体験し、生活に密着した語学を学ぶことができるという大きなメリットがある。
語学学校や大学に通い、そのための宿泊手段としてホームステイを選ぶ場合もあれば、ホームステイそのものを目的とする場合もある。また、ホームステイ先が英会話教師の家で、そこで語学を学ぶ、というコースもある。

【ちょっと変わったホームステイ】

<英会話教師宅ホームステイ>
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英会話教師宅ホームステイは、ステイ先のホストファミリーが英語教師も兼ね、個人授業でしっかり英語を学べる。生徒は自分1人なので、自分のペースで学びたいことをじっくり学ぶことが出来るのが魅力。また、ほぼ1日中ファミリーと一緒に過ごすので、通常のホームステイよりも深い交流ができるだろう。プログラムによっては語学に組み合わせて、フラワーアレンジメントや料理、アロマテラピーなどのアクティビティをプラスすることができる。

<親子ホームステイ>

親子一緒のホームステイでは、家族同士のあたたかな交流を通して、海外の生活習慣や文化を体験。ただステイするだけでなく、お母さんが語学学校で勉強することも可能。その間、子どもは保育園や学校で預かってくれる、というプログラムも。日本でインターナショナルスクールなどに入れるのは相当困難を要するが、親子ホームステイなら、現地の同世代の子どもたちと遊ぶ経験を通して、子どもたちに国際的なコミュニケーション能力が身につくだろう。


ステイ先はどうやって探すの?
ホームステイイメージ

ホームステイをメインにした滞在なら、留学エージェントが企画するホームステイプログラムに参加するのが一番簡単かつ安心だ。語学留学などの場合は、学校が紹介してくれることもあるが、もし語学学校の手配を日本で留学エージェントに頼むのであれば、ホームステイ先も一緒に手配してもらう方が手っ取り早いはず。

ホストファミリーは、留学エージェントや語学学校が募集し、その後、面接や家庭訪問を行い、受入れ環境を確認、適切であると判断した家庭をホームステイ先として選んでいる。通常、ホストファミリーには、参加者の滞在費が支払われる。 また、ステイ先に関しての希望だが、以下のようなことは予め希望を述べておいた方が良い。

<家族構成について>

子供のいる家庭を希望したい人はその旨を伝えておこう。逆に子供が苦手な人はそう伝えること。子供と一緒に遊ぶことで楽しく英語が勉強できる場合もあるが、逆に子供がいる家庭だと、両親が子供にかかりきりになってしまい、留学生の世話がいい加減になってしまうケースもあったりする。

<留学生の受け入れ人数>

1つの家庭で複数の留学生を受け入れているところもある。そういったところは、他の国の留学生とも交流を持てるという点では良い。ただし、まれにお金目的でたくさんの留学生を受け入れ、留学生をあまり構わない家庭もあるので、家族と多くのコミュニケーションをとりたいと思っている人は気をつけよう。

<アレルギーの有無>

海外でもペットを飼っている家庭は多い。動物好きな人はそこから家族との会話が弾むかも知れない。逆にペットアレルギーのある人は必ず伝えておこう。

また、食事についてもファミリーが用意してくれるが、苦手な食べ物やアレルギーのある食品については予め伝えておくべきだろう。


ホームステイのための準備とは?
<英語力>

語学留学ではなく、ホームステイでの生活を主な目的にしている場合でも、渡航前に英語を勉強しておくに越したことはない。だが、流暢に話せるとはホストファミリー側でも期待していないので心配する必要はない。最低限、あいさつくらいはできるようにしておけば良いだろう。

ホームステイ成功の秘訣は、英語力の問題ではない。ホストファミリーやその周囲のひとたちと、もっと色々なことを話したい、自分の考えていることを伝えたいという気持ち。つまり重要なのは、交流したいという態度だ。

<生活習慣について>

出発前に頭の中でイメージを膨らませすぎると、実際とのギャップに戸惑うことになりかねない。だが、その国の文化・習慣・社会事情を事前に勉強していけば、カルチャーショックをやわらげ、無用なトラブルを避けることができる。一番大切なのは、その国、そしてホストファミリーの生活習慣に対する疑問やとまどいが起こった場合は、勝手に判断したり思いこんだりしないで、その場で解消すること。ホームステイでのトラブルの大半は、こうした歩みよりと前向きな行動で、ほとんどがその場でクリアできるはずだ。

<日本からのお土産は?>

ホストファミリーへのお土産は必ず持っていかなければならないものではない。だが、日本らしい物や手作りの品ならコミュニケーションを図るきっかけになるだろう。家族の写真や自分の趣味を紹介できるような身近な品を持っていけば、会話もさらにはずむ。

ホームステイ中に気をつけたいこと
<家族の一員として生活しよう>

お金を払って行くとはいえ、ホームステイをする場合、ゲストではなく、 家族の一員として滞在することになる。だから、その家庭のマナーなどはきちんと守る必要があるのは当然。 ほとんどの家庭では、自分のことは自分でするよう子供を教育しているので、食事の準備や後片付け、部屋の掃除などは進んでやるようにしよう。

また、「いろんなところに連れて行ってもらいたかったのに、あまりかまってもらえなかった」という声を聞くこともあるが、基本的に一般の家庭に入って その家庭で一緒に生活をするというところにホームステイの目的があるの、留学生を受け入れたからといって、全て留学生中心の生活になる訳ではないということを理解しておこう。


<わがままは禁物だが、「YES!/NO!」ははっきり>
Yes or No

生活や文化の異なる海外家庭での生活なので、ついストレスがたまったり、わがままを言いたくなるかもしれない。だが、例えば食事ひとつとってもその国の文化を象徴しているはず。 わがままは抑え、その国、その家庭の習慣を理解するよう心がけよう。かといって、選択を求められたら、曖昧な応対はせず、「YES!/NO!」をはっきり伝えよう。ある食べ物を好きかどうか聞かれたとき、ホストに気を使って好きであると答えたばかりに1ヶ月も同じ物が出てきて大変な思いをしたという話もあるくらいなので、好き嫌いをはっきりと言うことは、日本と違って失礼ではない、ということを頭に入れておこう。

<ホストファミリーとうまくいかなかったら>

ホストファミリーの中には家庭への副収入源として留学生を受け入れている家庭もある。家族と触れ合う時間がほとんどなかったり、食事は留学生だけ別のものを…と言った話しも良く聞く。ただ、トラブルに関しては、簡単な意思疎通ができていなかったり、間違った英語の解し方をしていたために起こっている事も非常に多いので、わからないことがあれば一人で悩まず、ファミリーと話し合ってみよう。それでもホストファミリーとうまくいかなかった場合、自分が利用する留学エージェントや語学学校は、どのような対応してくれるのかを事前に調べておくべきだろう。

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