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インターンシップ

第4回
スクールインターンシップ

海外の学校で日本文化を紹介しながら 現地の人と生活をともにし その中で英語を学べると人気の日本語教師アシスタント・プログラム。その内容を詳しく紹介。

  仕事海外の学校で日本文化を紹介しながら、現地の人と生活をともにし、その中で英語を学ぶ、という日本語教師アシスタント・プログラムプログラム。海外の小・中・高校で日本語教師のアシスタントとして日本語を教えたり、折り紙、習字、茶道、華道などの日本固有の文化を伝えることが仕事だ。  
  魅力日本語を教えるという活動を通して英語力の向上が図れることはもちろん、将来日本語教師を目指している人にとっても、とても有効なプログラムだ。インターンシップを終了すれば、異文化を通して日本語、日本文化について再認識でき、国際的視野を持った日本語教師として、日本国内だけでなく、海外の学校で活躍できる可能性もある。  
  探し方日本語教師アシスタント・プログラムのプログラムを提供する留学エージェントや、インターンシップ専門のエージェントを通して探すのが一般的。  
  英語力日本語や日本の文化・伝統に関する知識、そして物事を教えられる程度の語学力が必要。だが、インターンシップ・プログラムを取り扱っている会社を利用する場合は、プログラムによっては、日本語教師としての条件や経験を問うところもあるが、事前に研修を設けている会社もある。  


スクールインターンシップの経験が、現在の仕事にも生かせています。
柏原理恵さん(25才) 2000年3月〜2001年2月 

スクールインターンシップのプログラムに参加しようと思われたきっかけは何でしたか?

知り合いの紹介で、オーストラリアにある学校で日本語を教えるスクール・インターンシップができることになったんです。当時、大学4年で、周りは就職活動の真っ最中だったんですが、私はまだ自分が本当にやりたいことがわからず、このまま適当に就職してしまっては後悔するな、と思っていたんです。そこにタイミング良く、日本語教師アシスタント・プログラムの話を聞いたので、「よし、行ってみよう!」と決意しました。悩みや不安はあったけど、行ってみたいという気持ちがあった
から、もう行こうと。少し勢いで決めたところがあります(笑)

現地での生活(語学学校と職場)について詳しくおしえてください。

私が働いていたのは、幼稚園から高校まで一貫のスクールでした。朝は8時に学校に行き、日によって色々な学年を教えていましたね。終わるのは午後3時くらい。

小学生には、「あいうえお」や、日本の遊びなど簡単なものを、時には歌ったり踊ったりもしながら教えていました。6年生くらいになると、簡単な文法を習いはじめるので、その辺を教えていました。中学生は、本当の先生が授業をするので、そのお手伝いをしたり、習字や日本語劇などをやったりもしました。高校生になると、本当に日本語が好きな生徒だけが日本語の授業を選択するので、みんな結構日本語がわかっているんです。なので、日本語会話の練習相手をしたり、エッセイの添削をしたりしていました。

現地の生活で一番驚いたこと、楽しかったことなど、教えて下さい。

驚いたことというか…、自分が15キロ太ったことです(笑)学校では、モーニングティーだの午後のティータイムだのといつもケーキやお菓子を食べていたんですけど、それ以外にもきっちり食事もしていたので、アッという間に太ってしまいました。

あとは、文化の違いですね。これは驚いたことも楽しかったこともあります。一度、向こうの人に温泉の話をしたんです。そうしたら、「知らない人と裸で一緒にお風呂に入るなんて!」とすごく恥ずかしがっていて、文化の違いを感じましたね。

帰国後のお仕事についてさしつかえなければ教えてください。

今は、留学エージェントで働いています。留学した経験があるからこそ、みなさんが留学前に抱える不安や心配を理解できるので、みなさんのお手伝いができるのがとても嬉しいです。自分の経験が直接役に立つ仕事で、やり甲斐を感じていますし、お客さんから元気ややる気をもらえることもあります。

英語力はどのくらいアップしましたか?

オーストラリアへ行く前は、海外旅行はしたことがありましたが、英語は全然。「Hello.」も言えなかったくらいなんですよ(笑)私は、日本語教師アシスタント・プログラムの修了後も現地の短大に入り、貿易を学び、計3年滞在したんですが、今ではもう言いたいことも言えますし、IELTSのスコアも6.5(TOEFLで600点くらい)になりました。

海外で働いてみて率直な感想をお聞かせ下さい。

日本だけで働いていたら気づかなかったことは、プライベートの大切さです。向こうの人は、ON/OFFの切り替えがすごくはっきりしているんです。プライベートを大事にするからといって、仕事をおろそかにしているというわけではなく、仕事をするときにはものすごく集中してやるんです。でも、無駄な残業は一切しない。よく考えたら当たり前のことなんですけどね(笑)

学校という場所で働いて、特に現地の高校生と接して、日本の学生と違って将来をすごく考えている子が多いと思いました。勉強が苦手なら他の得意なことを生かした仕事を目指す人が多く、別にそれが恥ずかしいことではない、という感じなんです。一つでも自分が自慢できることがあれば、それをどんどん伸ばしていく、といった教育の仕方なんだと思います。彼らは、大学進学に関しても、周りが行くから行く、というのではなく、自分に必要だから行く、必要ないなら行かない、とすごくはっきりしているんです。自分の若い頃を思い出すと、彼らは大人だな、と思いましたね。

これからスクールインターンシップのプログラムに参加しようと思っている人たちにアドバイスをお願いします。

不安は数え上げたらキリがないですが、実際に行ってみたらなんとかなります。自分が頑張っていれば、周りの人もぞれをきっと認めてくれるはず。「海外に出てみたいけどちょっと不安…」って人も、行かないときっと後悔しますよ。私は、大学4年のときの決断のおかげで、今は後悔しないどころか、すごく貴重な経験ができたと思います。また、日本語教師アシスタント・プログラムは、人生経験だけではなく、キャリアアップにも役に立ちますので、もし興味がある人は、悩んでないで是非、是非行ってみてください。



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