I don't want to intimidate you, but it turns out I'm the first Democrat in twenty years to make a clean sweep of the Plains states and I'm not just talking about Iowa and Nebraska.
Abbey:
Are you trying to turn me on now?
President:
Yeah.
Abbey:
All right.
President:
I won the Dakotas. The Badlands. The Black Hills. But let's go down, way down, to the Deep South and the humid bayou of Louisiana and its nine electoral votes. What manner of man it must take to win the state, which, by the way, is the only one operating under the Napoleonic Code of France and I still don't know what that's all about, but back to me...
the Plains(平原)とは、基本的にはモンタナ州、ノース・ダコタ州、サウス・ダコタ州、ネブラスカ州、ワイオミング州、カンザス州、コロラド州、オクラホマ州、テキサス州、ニュー・メキシコ州の10州のことですが、アイオワ州とミズーリ州も含まれることがあり、the Great Plains(大平原)とも呼ばれています。
the Badlandsは南北ダコタ州の雨や風による新緑風化が激しい粘土質の地方の総称です。
the Black Hillsはサウス・ダコタ州からワイオミング州にかけて連なっている山脈のこと。
the Deep Southは、ここでは共和党が圧倒的に強く最も人種差別の激しい南部の州の代名詞として使われています。
the Deep Southにどの州が含まれるか、という定義は人によって異なりますが、アラバマ州、ミシシッピー州、ルイジアナ州、アーカンソー州はアメリカ人の誰もがthe Deep Southと認める州です(ジョージア州、南北カロライナ州、フロリダ州もthe Deep Southに入れる人もいます)。
ルイジアナで、民主党が勝ったのは1960年のケネディ、76年のカーター、92年、96年クリントンの4回ですが、JFKがカリスマ的な人気があったこと、カーターもクリントンもthe Deep South出身だったこと(カーターはジョージア州、クリントンはアーカンソー州)を思えば、東部のニュー・イングランド出身のバートレットがルイジアナで勝った、というのも、これまた奇跡的な偉業と言えますよね。
この後、首席補佐官レオもやはりルイジアナで勝ったことを自慢していますが、the Deep Southでたとえ1州だけでも東部出身の民主党候補が勝てたというのは本当に記念すべきことなのです。
the Deep Southの中でもアラバマとミシシッピーが特に人種差別が激しく超保守派の共和党員の総本山であることは以前にもお話しましたが、ウォレスの大勝ぶりもこの2州がいかに深紅であるかを裏付けていますよね。
ですから、いくらテレビ・ドラマの中のこととはいえ、アラバマとミシシッピーで民主党候補、しかも東部出身のインテリが売り、という候補が勝つなどということは全く信憑性がないので、バートレット大統領がthe Deep Southの州で勝利を収める、という設定だとアーカンソーかジョージアかルイジアナのどれかしかないわけです。