知り合いの知り合いが知り合いだった、というときの決まり文句「世間は狭いねぇ!」を英語では「It's a small world!」と言います。
<世界の中心はケビン・ベーコンだった?!>
世間は狭い、と言えば、英語圏で有名なのが「Six Degrees of Separation」(六次の隔たり)理論(または、small-world method)。世界中の人は6人以内の知人の連鎖を介してつながっているという、という理論で、1967年米国イェール大学の故Stanley Milgramという社会心理学者によって提唱されたもの。
劇作家John Guareは、1990年に作品「Six Degrees of Separation」を書き、1993年には同じ題名で映画(邦題「私に近い6人の知り合い」)にもなりました。その後、これをパロディにしたゲーム「Six Degrees of Kevin Bacon」が流行。これは、俳優ケビン・ベーコンと色々な俳優をリンクさせて得点を争うというもので、ケビン・ベーコンは比較的地味な俳優ながら、出演映画数はかなりの数にのぼり、6人たどれば、まるで彼が世界の中心でもあるかのようにどんな役者にでもつながるということがウケたようです。
Do you know a guy named David who works in Hawaii?
(ハワイで仕事してるデイビットっていう人知ってる?)
B :
Don't think so... why?
(知らないと思うけど…なんで?)
A :
Well, when I was on a business trip, I met a guy who said he knew you. He said he used to work with you 10 years ago. He's got a Spanish wife.
(出張であなたのこと知ってるって人に会ったの。10年前にあなたの部下だったって。彼の奥さんがスペイン人なんだけど)
B :
You don't mean David Noble? I haven't seen him for years! It's a small world!
(まさか、デイビッド・ノーブル? 懐かしい! 世間は狭いわね)