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【著者からのことば】
「どんなものを食べているか教えてくれたまえ。君がどんな人物か当ててみせよう」
『味覚の生理学』を記したフランスの伝説的美食家、ブリヤ・サヴァラン(1755−1862)による有名な言葉である。サヴァランにならって、もしも「アメリカ合衆国」が「ひとりの人間」だったら…というつもりで、「食」をテーマに観察してみたのが本書である。いろいろな意味で巨大な、そして多様性に富み、変化のスピードが速いこの国も、「食」という身近な切り口を通せば、ひょいと素顔が見えてくるかもしれない。とにかくエネルギッシュで、日本人にしてみればちょっと不思議な感じがしないでもないアメリカ人の食べっぷりを、まずは楽しんで読んでいただければうれしい。
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