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ニューヨークをまるごと聞き取ろう!

「駅の発車案内」「映画館のインフォメーション」など、ニューヨークで音声を集めたリスニング教材。生のニューヨーカーの声を収録しているので、現地の雰囲気や、ニューヨーク式の英語に触れることができる。楽しみながら、より実践に近いリスニング力が身につけられる一冊だ。早速、練習問題に挑戦してみよう!

『LIVE from N.Y. ニューヨークをまるごと聞き取ろう!』ジャパンタイムズ 編(The Japan Times/1,500円)


相手と話しながら聞いてみよう
サンドイッチを買う

ニューヨーク名物ともいえるベーグルのサンドイッチを買うときの会話。サンドイッチ1つ買うだけなのに一体何を聞かれているのかな?
(答えは一番下)

ここに注意して
サンドイッチ・バーで、店員と女性客が会話をしている。
女性が店員にいろいろと質問されている。どんなことを聞かれているのだろう。

※ CDを聴くためには「Realplayer」が必要です。
(無料でダウンロードできます)


挑戦してみよう
自分が客になったつもりでスタッフの書葉を聞き取ってみよう。()には1語ずつ入る。
PROPRIETOR: Hi, () () () () ?
WOMAN: Good, thank you. Can I have a bagel sandwich, please?
P: Sure, () ( ) ( ) ( ) in the ( ) ( )?
W: I'd like smoked salmon and cream cheese.
P: Okay, () () ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ?
W: Do you have flavored cream cheese?
P: We have a number of different flavored cream cheeses. We have ( ) () (). We have ( ) , we have ... which doesn't really go with baked salmon, or salmon. Uh, let's see ... what else? ( ), we have ( ), we have ( ) ( ) ( ) ...What( ) ( ) ( ) ( ) in your sandwich?
W: Um, olive cream cheese, please.
P: Okay. ( ) ( ) ( ) ( ) , ( ) ( ) ( )?
W: Yes, please.
P: Okay.
W: And I'll have an onion bagel.
P You ( ) ( ) ( ) an onion bagel?
W: Yes, please.
P: Great. ( ) ( )
W: And to drink, is this lemonade?
P: ( ) () ( ), ( ) ( ) .
W: Okay. I'll have a fresh lemonade, please.
P: Okay. () () .
W: Thank you.


ここまで知れば聞きやすい

アメリカでは、サンドイッチ1つ買うのも結構大変。「パンの種類は?」「中身には何を入れる?」「レタスとトマトとオニオンとピクルスは全部入れていい?」「調味料は何にする?」などなど、次から次へと質問されてしまうのだ。でも、逆に言えば自分の好きなように作ってもらえるのだから、英語さえ聞き取れればかえってうれしいはず。聞かれる内容はだいたい同じようなものなので、パターンをしっかり覚えてしまおう。ところで、何でも自分の思い通りに作ってもらうのに慣れているアメリカ人は、レストランなどでも料理に様々な注文をつける人がいる。たとえばMay I have the sauce on the side?「ソースは上にかけず別に持ってきてください」、Hold the mayo(=mayonnaise), please.「マヨネーズは抜いてください」、Could I have some rice instead of potatoes?「ポテトの代わりにライスをつけてもらえますか」、Can I have some extra dressing?「ドレッシングを多めにもらえますか」などなど、その注文にはきりがない。89年のヒット映画『恋人たちの予感』でメグ・ライアンが演じたキャラクターなどはその典型だ。そのため、一部のレストランではメニューにわざわざNo substitutes.「メニュー内容の変更お断り」と書いてあるところもある。


もう一度聞いてみよう
Hi, how are you today?
「どうも、元気ですか」
人に会ったときに言うこうしたあいさつ表現は、店などでもMay I help you?の代わりによく使われる。こう言われたら、必ずこの女性のように、(I'm) Good, thank you.「元気よ、ありがとう」などと答えよう。ちなみに、アメリカでよく使われるあいさつ表現にはほかに、How are you doing?、How's it going?などがある。またそれに答える表現としては、(I'm) Fine, thanks.、I'm Okay.、I'm all right.などが一般的。
Can I have a bagel sandwich, please?
『べ一グル・サンドイッチをください』
Can I have..., please?は何かを買うときの決まった言い方。May I have..., please?だと少していねいに、Could I have..., please?だとさらにていねいな
言い方になる。逆にもっと簡単に、I'll have..., please.でもいい。bagelはもともとユダヤ人が作ったもので、ニューヨークでは最もポピュラーなパンの種類の1つ。生地を発酵させずにゆでてから焼くためヘルシーと言われている。plain.「プレーン」、whole wheat「全粒小麦」、onion「玉ネギ」、garlic「ニンニク」、poppy seed「けしの実」、raisin bran「レーズンブラン」など、様々な種類がある。
What would you like in the bagel sandwich?
『べ一グル・サンドイッチには何を入れますか』
What would you like?は「何になさいますか」という言い方で、レストランのスタッフが必ずと言っていいほど使う。それに答えるときは、I'd like...と言ってもいいし、I'll have...でもいい。

What type of cream cheese would you like?
「クリームチーズはどのタイプがいいですか」
What kind of...would you like?も同じ意昧でよく使う。What kind of bread would you like?「パンはどの種類がいいですか」もサンドイッチ・バーでよく聞かれる表現。ここでもし、どんな種類のパンがあるか分からなかったら、What kind do you have here?「どんな種類がありますか」と聞けば、We have white, whole wheat, rye and French.「白パンと全粒小麦とライ麦とフランスパンがあります」のように答えてくれる。

We have strawberry ... which doesn't really go with baked salmon, or salmon.
「ストロベリーもあります…まあそれはペイクト・サーモン、っていうかサーモンにはあまり合わないけど」

自分で「ストロベリー・クリームチーズ」と言ってから、ふと気がついて「それはサーモンには合わないけど」と続けている。このように、前に言ったことに何かを付け加えるときに使うwhichは、日常会話にはとてもよく出てくる。Which...?「どの〜?」と質問されているのと間違えないよう、気をつけて聞き取りたい。go with...は「〜に合う」という意味で、たとえばI think that tie goes with you blue shirt.「あのネクタイはあなたのブルーのシャツに合うと思うわ」のように、服について言うときにもよく使う。
let's see ... what else?
「えーっと、後は何があったかな……」
let's see...は「えーっと、そうだなあ…」という感じ、what else?は「ほかに何があったかなあ…」といった意味で、両方ともすぐに言うべきことが思いつかないときに使う表現。let me see...、well...も「そうだなあ…」という意味でよく使う。
Would you like lettuce, tomato on that?
「そのサンドイッチにレタスとトマトは入れますか」
これもサンドイッチ・バーではよく聞かれる表現。調味料についてもWould you like salt and pepper on that?「塩・コショウはしますか」、Would you like mustard and ketchup?「マスタードとケチャップはかけますか」などと聞かれる。またレストランでは、よくコショウのグラインダーを持ったスタッフが、Would you like some fresh pepper?「ひきたてのコショウはいかがですか」と聞いてくる。なお、上に挙げたような質問に答えるときは、Yes, please.「お願いします」、Just mustard, please.「マスタードだけお願いします」、No thanks.「いりません」などと言えばいい。
No problem.
「分かりました」
本来は「問題ないですよ」という意味だが、実際にはOkay.と同じような、軽い承知の意味で使われることが多い。
And to drink, is this lemonade?
「それと歓み物なんだけど、これはレモネードですか」
店の人に先にAnything to drink?、Would you like something to drink,「飲み物は何かいりますか」と聞かれることも多い。


NOTES
proprietor:店主、経営者
flavored cream cheese:(何かの)味がついたクリームチーズ
plain:プレーン(ほかの味が何もついていないもの)
fresh lemonade:(店でレモンをしぼって作った)新鮮なレモネード

『LIVE from N.Y. ニューヨークをまるごと聞き取ろう!』(The Japan Times)より

Thanks to:
The Japan Times
〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目5番4号
Tel:03-3453-2013

執筆者プロフィール
岡田久恵(おかだ ひさえ)
東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業(南北アメリカ史専攻)。 (株)アルクで『ヒアリングマラソン』などの編集に携わった後、『月刊FENガイド』の編集長を務める。91年に独立。現在、アメリカを中心とした海外旅行ガイドブックの企画および執筆、英語教材の制作などで活躍中。著書に本書の続編『Live from N.Y. II』のほか、『女のコが使いたい! よくばり旅行英会話』(ベネッセ)などがある。

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