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Homeカルチャーカフェ特集> お悔やみの英語
冠婚葬祭の英語&習慣 その1 お悔やみの英語
English for Ceremonial Occasions 1 : Condolences

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人生で唯一確実なこと、それは、誰の生にもいつかは終りが来るということだ。だから、生きていれば、人の悲しみに立ち会うことだってある。どのようにお悔やみの気持ちを伝えればいいのか、英語圏と日本では習慣がどのように違うのかを紹介するとともに、よりよく生きるために死を見つめる「死生学」の第一人者、アルフォンス・デーケン上智大学名誉教授にお話を伺った。
Page1 英語でのお悔やみ、お見舞い:よくある質問
Condolences in English: FAQ
Page2 英語でのお悔やみ、お見舞い:文章サンプル
Condolences in English: Sample Sentences
Page3 英語でのお悔やみ、お見舞い:ボキャブラリー
Condolences in English: Vocabulary
Page4 死への新しい態度:デーケン先生に聞く(1)
New attitudes towards death: Interview with Dr. Deeken 1
Page5: 死への新しい態度:デーケン先生に聞く(2)
New attitudes towards death: Interview with Dr. Deeken 2

Page5 死への新しい態度:デーケン先生に聞く(2)
日本でも「死はタブー」ではなくなった

先生は日本でどのように死生学を広めたのでしょうか。

私が上智大学で死の哲学の講義を始めたのは、1979年のことでした。周囲から「日本では死について話すのはタブー。やめたほうがいいのではないか」と言われたのですが、始めてみたら多数の学生が登録してきてビックリしたくらいです。

それから、1986年に『死への準備教育』(全3巻、メヂカルフレンド社)という本を出したのですが、このときも大きな反響があり、毎日のように講演依頼が来るようになりました。こうした体験から、「日本の死のタブー化は破られつつある。死についての教育も可能なのだ」という確信が持てたのです。
私の著作によって「死への準備教育」に最初に興味を示したのは、病院の看護師たちです。全国のさまざまな看護師の協会から、講演をしてほしいという依頼がありました。その後5年くらいして、死別体験者たちからの問い合わせが増えました。私がラジオやテレビで死別体験の悲嘆のプロセスについて話をしたことから、愛する人を失った後にどう生きればいいかということについて、関心を持つ人が増えたのだと思います。

医師たちが関心を寄せたのは、その後のことです。ガン告知やホスピス運動への問題意識が高まったせいか、医学会などで死への準備教育についての話をしたりするようになりました。

その後にようやく、教育者からの反応がありました。子どもが殺される事件、もしくは子どもが起こした殺人事件などが目立ってきたことから、教育界でも受験や成績以外のことに目を向けなければいけないという意識が高まったのでしょう。私が作った「東京・生と死を考える会」というボランティア団体の中でも、今、死への準備教育研究会がいちばん活発に動いていて、毎年、学校の先生向けのセミナーを開催して成果をあげています。

東京・生と死を考える会
http://www.deeken.medical-bank.org/

沖縄から北海道まで、全国に47の「生と死を考える会」があり、会員は5,000人以上います。目的は「死への準備教育の普及」、「ターミナルケアの改善・ホスピス運動の促進」、「死別体験者のための分かち合いの場を提供する」の3つです。それぞれの地域に根ざした活動を展開しています。


学校で「死について考える1日」を作る

学校教育では死についてどのように教えていけばいいのでしょうか。

理想を言えば、ドイツのようにちゃんと教科書を作って授業をしたほうがいいと思います。ただ、すぐにそれを実現させるのは難しいかもしれないので、例えば中学や高校で、「生と死について考える日」を作るというのはどうでしょうか。ホスピスの医師やターミナルケアに携わっている看護師、あるいは死別体験者を招いて講演してもらい、一緒に生と死について考える機会を設けるのです。

テーマとしては、次の5つが考えられると思います。
1)身近な人が死に直面することになったら、どう接すればいいか
2)身近な人を失う場合の、心の準備
3)自殺防止
4)交通安全教育
5)エイズ教育

3)の自殺防止について、私は上智大学の「死の哲学」の授業で、息子を自殺で失った父親に講演をお願いしたことがあります。その時学生たちは、ピンが落ちても聞こえるくらい熱心に聴いていました。半年後、「以前、ずいぶん真剣に自殺を考えていたんですけど、あのお父さんの話を聞いて、自分の家族にあのような悲しみや苦しみを与えたくないからやめました」と言ってきてくれた学生がいました。

また、私は「死への準備教育」のなかで、人間らしく生きるのに欠かせないユーモアと笑いの大切さを力説しています。私たちは死の瞬間までは生きているのですから、もっとほほえんで楽しく生きることを心がけましょう。笑顔を交わすなかから、自分のいのちと同じように他の人のいのちを大切に思う気持ちが、この地球上の隅々にまで広がってほしいと願っています。


image アルフォンス・デーケン 先生 略歴と著作
Alfons Deeken ph.D


1932年ドイツ生まれ。フォーダム大学院(ニューヨーク)で哲学博士の学位(ph.D)を取得。1959年来日。上智大学文学部教授を経て、上智大学名誉教授。「東京・生と死を考える会」会長。「生と死を考える会全国協議会」名誉会長。

1975年  アメリカ文学賞(倫理部門)
1991年  全米死生学財団賞受賞
 第39回菊池寛賞受賞
1998年  ドイツ連邦共和国功労十字勲章授与
1999年  第15回東京都文化賞受賞
《主要著作》
死とどう向き合うか』 NHKライブラリー
よく生きよく笑い よき死と出会う』新潮社 
ユーモアは老いと死の妙薬』 講談社
<叢書>死への準備教育』(全3巻)メヂカルフレンド社
<突然の死>とグリーフケア』『日本のホスピスと終末期医療』他<共著>
生と死を考えるセミナー記録シリーズ』6冊など 春秋社  他、多数

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死とどう向き合うか
よく生きよく笑い よき死と出会う
ユーモアは老いと死の妙薬
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<突然の死>とグリーフケア
生と死を考えるセミナー記録シリーズ
死とどう向き合うか

《ビデオ・カセットテープ》
死とどう向き合うか』(「人間大学」12巻テキスト付) NHKソフトウェア
『生きがいのプレゼント』(1巻) NHKソフトウェア



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