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パブは英語圏の「赤ちょうちん」
イギリス、アイルランドはもちろんのこと、オーストラリアやアメリカ、カナダなどの英語圏のナイトライフに欠かせない場所といえばパブ。日本でも最近は都内を中心に増えてきているが、まだまだ馴染みのうすい場所といったイメージがある。そもそもパブとはどんな場所なのか。そこはただビールを飲むだけではない「英語圏の居酒屋」。仕事帰りに、家の近所で、パイントを傾けながら日頃のウサをはらす場所、コミュニケーシヨンを楽しむ場所がパブなのだ。
はじまりは宿屋のバー
パブのはじまりは宿屋のバー。かつて街道沿いの宿屋には宿泊者用のバーが併設され、旅人たちはもちろん、地元の人たちの情報交換、社交の場となっていた。そこから発展したパブは、長い歴史を経た現在でも「憩いの場」としての機能を果たしている。店内ではパイントを抱えたまま、多くの人と語らいができる「立ち飲み」スタイルが主流。スツールやテーブル席も用意されているが、各々自分のアルコールを持って、あちこちへ移動しながら会話を楽しんでいる。
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入口が2つ? パブの歴史はその国の歴史
イギリスのパブには入口が2つあるところが多い。これはかつての英国階級社会の名残りで、パブという気のおけない場所でさえ、中産階級向けのサロン(Saloon
Bar)と労働者階級向けのパブ(Public Bar)に分けられていたのだ。現在では内部の仕切りは取り払われているところも多いが、こんなところからも人々の生活に密着したパブの歴史が偲ばれる。
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宿屋のダイニングだったパブ。ビール以外のアルコールや食事もOK
パブの飲みものといえばビールだが、その他にもワイン、ウイスキーからソフトドリンクまで種類も豊富。特にビールに別のものを加えたドリンクはパブならではのもの。ラガービールにライムシロップをプラスしたラガー&ライムや、レモネードとビールが半々のシャンディなど、思ったより飲みやすい味なので一度はトライしたい。また、昔は宿屋のレストランも兼ねていたパブ、ランチや軽食もなかなかイケる。キッシュやスコッチエッグのようなつまみは、すでに作り置きされてカウンターに並べてあるものから注文すればいい。
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