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 How to Travel Abroad with Children
 How to 子連れ個人旅行 Part 1

 航空券予約のチェックポイント

 

「子連れで飛行機に乗る際は、事前にいろいろリクエストを出しておくと結構便利です」と語るのは「子連れ海外個人旅行ガイド」HPを制作されている伊藤秀俊さん。各航空会社は子供や赤ちゃん向けに様々なサービスを行なっているもの。ここでは伊藤さんが実際使って便利だったサービスを紹介。なお、サービス内容の詳細については各航空会社ごとに違いがあるので、事前に確認してみよう。

  image
 
1. バシュネット

体重約8キロ未満、生後8カ月未満ぐらいの赤ちゃん連れの方はぜひ利用しましょう(使用条件は航空会社毎に決まっていますが少々オーバーしていても使用はできます)。 聞きなれない名前ですが要は機内用ベビーベッドです。

これがあると、機内で子供が寝た場合に両手があきます。これはすばらしいことです。長いフライトの間ずっと抱いているのは大変疲れます。

バシュネットはどの席でも設置できるわけではありません。設置のためには、前に壁が必要です。前に壁のある席ってどこでしょうか? ノースウエスト航空のボーイング747を例にします。(席の配置は航空会社によってまちまちです)。

例えば印の位置に設置できます。この例では最前部はビジネスクラスのバシュネット設置座席です。

<エコノミークラスの経験>

個人的には前寄りの座席をおすすめします。この例では21番と35番は一見同じ条件に見えますが、シート幅が21番の方が広いのです。おそらく15センチは違った気がします。実際乗ってみるとこの差はかなり違います。またビジネスクラスのすぐ後ろのため21番は足元に前方に向かって荷物を入れるスペース(前の座席の下にあたるスペース)がありますが、35番と51番は前方がトイレのうしろで壁のため垂直なので荷物を押し込むスペースがありません。最近はほとんどの航空会社で全席禁煙となっていますが、喫煙席が残っているフライトだと後ろの部分が喫煙席の場合があります。子供にとって空気の悪い機内に長くいることは好ましくないと思いますので、なるべく前方の席がおすすめです。

<ビジネスクラスの経験>

最前列に座りました。さすがにシート幅が広いのでバシュネットを設置して人が座っていても、間を無理なく通過できる広さです。子供がぐずっても自分の座席のスペースで立ってあやすことができる広さなのです。2階席にビジネスクラスの席がある場合もありますが、バシュネットの設置はできません。2階席は緊急時の避難の問題などの安全上、子供は利用できなくなっています。
バシュネットの予約は航空会社に直接予約を入れると、その場で座席調整をしてくれて座席が決まります。安心ですよね。

しかし格安航空券の利用の場合は旅行代理店に頼み、リクエストベースになります。 少しでも早く空港に行き、チェックイン手続きの際に希望を言いましょう。 ただし空港や航空会社によってはチェックイン手続きをフライトの2時間前からしか行なわない場合もありますので、早く空港へ行きたい場合は手元の航空券の航空会社に事前に電話しておきましょう。 航空券が空港渡しの場合は購入した旅行代理店に何時から受け渡し可能か聞いておきましょう。この場合は団体カウンターでいったん航空券を受け取り各航空会社のカウンターでチェックインすることとなります。


2.ミルク


バシュネットとは機内用ベビーベッドのこと
ミルクは各航空会社ともかなり柔軟にリクエストを受付けてくれます。日頃飲み慣れているものを持参すればすむ話なのですが、せっかくなのでもらってみましょう。予約の時点ではメーカー名、銘柄(例:はぐくみ)とかを言えばたいていOKです。缶ごともらえる場合があります。ただし帰りの便ではもらえない場合があります。行きに缶ごとくれたのは帰りの分を含めてという場合もあるようです。 ところで問題は適温のお湯があるかどうかという点です。コーヒーサービスがあるわけですから当然熱湯はあります。熱湯でミルクを溶かしてから水で冷ますわけですが、ミルクが必要になったときには基本的に時間がない(子供はお腹を空かしてぐずり始めているはずです)ので、水筒に湯冷ましを入れて機内持ち込みをすると便利でしょう。


3.食事


子供向けの食事は通常2、3種類あります。6カ月から10カ月向けの離乳食と1歳半以上向けのお子様ランチ(キッズミール)です。 離乳食は通常「ガーバー」が2、3瓶です。したがって6カ月から8カ月くらいの赤ちゃんには好評のハズです。1食で3品も食べられるなんてそうはないでしょうから。もちろんあまれば旅先に持って行き、旅行中に利用することができます。飲み物は乳首の直接つくジュースなどを機内持ち込みにすると便利でしょう。

離乳食の例

キッズミールはハンバーガーとポテトとか、一般機内食と兼用のもので味の薄いものなどが出されます。2歳くらいから7歳くらいまでが喜ぶ内容です。1歳半くらいなら半分は食べられるでしょう。飲み物は機内サービスがありますのでもちろん問題はないでしょう。

気をつけなければいけないのは11カ月から1歳半くらいの子供を乗せる場合です。初期の離乳食はさすがにもう食べない。しかしキッズミールもほとんど食べられない。こういった状況になります。この場合の対処法は残念ながらありません。子供の食べられるキッズミールが出ることを祈りつつ、ビスケットやドライフードを機内持ち込みするしかないでしょう。

航空会社によってはこの件もかなり改善されキッズミールが離乳食を合わせて3種類あるところもあります。路線にもよりますのでぜひ直接確認してみてください。

いずれにしても事前にリクエストすることを忘れないようにしてください。



4.座席指定


子供があきないよう工夫を
上記1のバシュネットを利用した場合は必然的に座席が決まりますが、それ以外の場合でもノーマルやペックスで予約した場合は希望座席をリクエストできます。

おすすめの席は特に限定はできませんが、とかく子供連れは立ったり座ったりすることが多いので通路側の席がいいと思います。乗ってみると機内が空いていて、窓側から通路側まで独占できたというのがベストですけれど。

エコノミークラスを利用の場合、中央のスクリーン前の席がシート幅の広い席なのでおすすめです。子供が足元でゴロンとなれます。ただしスクリーンの前の席はテーブルが座席横から出るため、シートとシートの間の肘宛てが固定されています。長椅子のように利用することができません。ここは大きなマイナスポイントです。座席のない2歳未満の子供と旅行するとき、この肘宛てを上にあげると膝の上で寝かせることができるからです。ただし総合的にみて、スクリーン前の席は長所の方がちょっと多いかなといった感じです。
あとは禁煙席の指定をすればいいでしょう。

●Language Box●

「バシュネット(機内用ベビーベッド)はあります か?」:Do you have a bassinet?
「通路側の席をお願いします」:I'd like an aisle seat, please.
「毛布をいただけますか?」:Could you get me a blanket, please.
「お酒は何本まで無税で持ち込めますか?」:How many bottles of dutyfree can I bring?

プロフィール


伊藤秀俊 Enjoytravel.com「子連れ海外個人旅行ガイド」を'97年より制作。子連れ旅行・個人旅行の視点から経験に基づいた情報を発信している。バケーションレンタルなど新しい形態の旅にも早くから注目し同サイトで紹介し好評を得ている。2000年7月に発売された「ハワイ貸別荘ガイド」(えい出版社)のハウツーページの執筆などを担当。

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