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Q:通訳の仕事で、大切なことは何ですか?
A:通訳者にとって大事なことのひとつは、美しい日本語を話せることです。「あなたの日本語はきれいですね」と褒められた時に、すでにあなたは通訳へのハードルを一つ越えたことになります。美しい母国語を話せる人こそ、きちんとした外国語を話せるのです。普段から自分の口から出る言葉の一つ一つを意識して、美しい日本語を話せるように心がけるのが、通訳者への第一歩です。
Q:通訳の仕事で必要な能力とは?
A:通訳は語学力を生かせる仕事、と思っている方が多いと思いますが、それは違います。通訳者にとっての語学力は基本。最も大切なのはコミュニケーション能力です。通訳者の仕事とは、異なる言語を操りながら、意志疎通の橋渡しをすること。コミュニケーションとは自分の意志を伝える前に、相手の意志を理解するところから始まります。他人が考えていることを理解するには、さまざまな知識が必要ですから、語学以外の勉強もおろそかにはできません。
Q:通訳の適性とは?
A:
1.好奇心が旺盛である
2.協調性がある
3.向上心にあふれている(私はこの1から3を通訳の3Kと呼んでいます)
4.人の気持ちが分かる
5.体力がある
6.開き直りがよい
7.心臓に毛が生えている(強靱な精神力という意味であって厚顔無知という意味ではありません)
逆に通訳者に不向きな性格は、
1.人の話を聞くよりも自分がしゃべりたい
2.持っている知識を常に最大限にアピールしたい
3.単語一つ一つに徹底的 にこだわる
4.人間関係が面倒くさいので一人でやっていける通訳になりたい
5.人に間違いを指摘されるのは嫌い
6.舌が2枚ある
Q:通訳を目指すには、英語関係の学科に進学するべきでしょうか?
A:通訳には語学力プラス様々な知識と理解力が要求されます。全ての大学がそうであるとは決して言いませんが、一般的に英文科では語学力はつきません。私自身は大学で英語学を専攻し、教養科目の経済を毛嫌いして避けていたことを、とても後悔しています。その一方で法学、国語学、心理学、数学、哲学などの入門講座を受講し、クラブ活動のESSでディベートに夢中になっていたことが、とても良かったと思っています。それから、高校時代に親しんだ物理や化学、生物等の知識が、色々な場面で役に立っています。
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明日、最終日は「同時通訳養成スクールの紹介」です。
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