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ジャズピアニスト&シンガー 石原江里子さん
Jazz Pianist & Singer: Eriko Ishihara

Eriko Ishihara

海外生活で大切なのは、人種や文化を乗り越えたところで人は通じ合えるということを信じること

ロンドンのジャズシーンでピアニスト、シンガー、作曲家として活躍する石原江里子さん。ジャズの本場と言われるアメリカではなく、イギリスを留学先として選び、現在は在英6年になる。英語の克服法、イギリス人とアメリカ人の違いから日英観客の違いなどを語っていただいた。

音楽を始められたきっかけは何ですか?
4〜5歳の頃からピアノはずっとやっていたのですが、本格的に音楽の世界でやっていこうと決めたのは、中3のときだったと思います。音大受験を決めてからは、1日7〜8時間くらい練習していましたね。


日本の音大卒業後、イギリスのギルドホール音楽院大学院に留学されたそうですが、何故イギリスを選ばれたのですか?
A Thousand Winds
ニューアルバム
『A Thousand Winds』
ジャズは独学で勉強していの ですが、やはり基礎から学びたいと思い、留学を決意しました。普通、ジャズと言えば、アメリカ。もちろんアメリカへの留学も考えましたが、良い学校をロンドンに見つけたことと、ずっとクラシックをやっていたので、ヨーロッパに憧れていた、ということもあり、最終的にイギリスを選びました。
卒業後、一度は帰国したんですが、「イギリスでジャズを続けたい」と、反対する両親を説得し、1997年に再渡英しました。


渡英後、カルチャーショックを受けたことはありますか?
カルチャーショックと言うか、日本でアメリカ英語に慣れていたこともあり、まずイギリス英語が聴き取れず…。特に田舎の人のアクセントは、理解できるようになるまですごく時間がかかりました。授業でも、最初は先生が何を言ってるかわからず、ある日先生が「君はどう思う?」と何人かの生徒に聞いていたのですが、何について質問しているのかわからず、「エリコはどう思う?」と言われて、質問をもう一度してもらって初めて「ああ、そのことを聞いてたのね!」ってわかったことも(笑)。大体聴き取れるようになったのは6カ月後くらいですね。


日本とイギリスで、観客のノリなど、何か違いを感じることはありますか?
日本の観客は、知っている曲を演奏すると盛り上がり、イギリスだと、知らない曲の方が「おーっ!」という感じで盛り上がりますね。あと、イギリスではノリの良い曲だと、踊り出す人も多いですが、日本ではなかなかそういう人はいないですね。


初めて買ったレコード(CD)は何ですか?
マイルス・デイビスの「クールの誕生(Birth of the cool)」ですね。高校生の時だったと思います。


尊敬するミュージシャンは誰ですか?
たくさんいるので、一人に絞るのは難しいのですが…、もう亡くなってしまったレイ・ブラウンです。年と共にずっと進化し続けていたのが素晴らしいと思います。


英語では苦労されましたか? またどのように勉強されましたか?
日常会話に苦労しなくなるのにはそんなに時間はかかりませんでしたが、その後は、若者が使ってるハヤリ言葉などのスラングを覚えるように努力しました。友達と会話をしていて、わからないスラングを使っていると、「それはどういう意味?」と尋ね、覚えて、次に自分でも会話で使って…、それを繰り返しました。

大学院留学ということもあり、渡英前はTOEFLの勉強を一生懸命していました。あとはカセットのリスニング教材とか。でも基本的にイギリス英語ではなくアメリカ英語を中心に勉強していましたね。


今、多くの日本人ミュージシャンが世界で活躍していますが、ミュージシャンに限らず、海外で成功する人の条件は何かあると思われますか?
人種とか、文化とか、そういうものを乗り越えたところで人は通じ合えるということを信じることだと思います。また、周りの意見などにとらわれず、相手に伝えたいと思う気持ちを持つことも大事ですね。


イギリスの好きなところは?
ゆったりしているところですね。緑も多くてリラックスできます。日本と同じ島国で、仲良くなるまでは時間がかかりますが、その後はすごく親しくなれるところが好きです。「自分が、自分が」と、前に出るという感じでないところも自分に合ってると思います。アメリカ人は、自分をどんどん出すじゃないですか。それはそれで、いいと思いますし、私に足りないところだな、と思うこともありますが、やはりイギリスの方が肌に合いますね。自分を出さなきゃやっていけないイメージがあるアメリカに対して、イギリスでは本当に個人主義的に自分らしさでいることで通せる気がします。


休みの日には何をして過ごすことが多いですか?
カフェや公園でダラダラしています(笑)。


座右の銘は?
継続は力なり。私はずっと音楽を続けていますが、とびぬけて才能があるわけではないと思うんです。ただ、ずっと続けていることが形になって、ふとしたことで幸運に恵まれることもあるし、アップ&ダウンがあるからこそ人生はもっと豊かになり、音楽も豊かになるんだと信じています。


将来の夢をお聞かせいただけますか?
今は、日本とイギリスでの公演が主ですが、今後はヨーロッパを含め色々な国で演奏活動したいですね。


最後に海外へ出ていこうと考えている英語タウンの読者にメッセージをお願いします。
今、海外に出るのは昔より随分と楽になっていると思うんです。なので、外国に住む資金があるのならば、行ってみることをオススメします。行ってみて初めてわかることもありますし。

また、海外にいても、「合わないな」ということもあると思うんです。そんなとき、周りの目を気にして日本に帰りたいのに帰国しない、というのではなく、他人の目は気にせず、ハートに従って行動すれば、道は開けてくると思いますよ。


Eriko Ishihara石原江里子(いしはらえりこ)さん

国立音楽大学ピアノ科卒業後、独学で勉強していたジャズを基礎から学ぶために渡英し、名門ギルドホール音楽院大学院ジャズ科に留学。同校卒業後、ひとまず日本に帰国するも「どうしてもイギリスに戻って、ジャズの勉強を続けたいという思いが強くなって」猛反対する両親を説得して、'97年に再渡英。ロンドンを拠点に著名なジャズミュージシャンやシンガーらと共演を重ねる。
'99年、彼女自身のグループを結成し、ロイヤルフェスティバルホール・ホイヤー、606クラブ、ピザ・オン・ザ・パーク、ヴォルテックスをはじめとする著名なジャズクラブにレギュラー出演、ラジオや数々の雑誌、イブニング・スタンダードなど新聞にも取りあげられている。

2000年、11曲入りの自主制作CDをリリース。02年、03年に行った帰国ライブが評判を呼び、2004年2月18日ポニーキャニオンより「A THOUSAND WINDS」で日本デビュー。

石原江里子さんのサイト(日本語英語

 


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