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ロンドンっ子のディープなロンドン観 |
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Q.まず、『チューブ・テイルズ』というロンドンのチューブを舞台にしたオムニバス映画を考案されたきっかけは?
A.ロンドンを舞台にしたこれまでの映画は、議事堂やバッキンガム宮殿とまではいかなくとも、観光客向けというか、絵葉書の風景ばかり映してきて、ちっともそこに住んでいる人のロンドンではないなぁと思ってきた。ロンドンは巨大な場所で、一つの街とは呼べない。シェパーズ・ブッシュやホランド・パーク、ブルームズブリー、ノッティング・ヒルそしてソーホーなどなど、それぞれに特色を持つさまざまなビレッジの集合体なんだ
。 本当のロンドンの感覚をつかめる場所は、それら全ての地区の住人が一緒に旅している地下鉄だけ。それにロンドンの地下鉄はとても深いところにあるので、乗客は感覚も研ぎ澄まされ、それぞれに「地下鉄にまつわる物語」を持っているに違いない。ほとんどの映画は街の表面を映すことしかしないが、この素材ならそこに住む「人」もきちんと描けるのではないか・・・そう思って、企画したんだ。
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Q.映画化を前提に、まずは「Time Out」(ロンドンの情報誌)でストーリーの公募を行なったそうですね。
A.ロンドンのあちこちから、3000作以上の応募があったよ。ひどい駄作もあれば
、明らかに小説家志望の人間が書いた「つくりもの」もあり、ときには風変わりだったり、エロティックだったり、シュールな話もあった。題材的にはなぜか性に関するものが多く、意外に暴力に関するものは少なかった。
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ユアン・マクレガー監督作
「ボーン」 |
Q.もしリチャードさんがこのコンペに応募するとしたら、どんな作品を書きますか?
A.「急がずにはいられない」男の悲劇かな。いつも急いでいるが、電車は彼の心を知ってか知らずかノロノロと動く。イライラする男は、「頼むから、急いでくれ!」と叫び、自分のこしらえた悪夢の中に閉じ込められてしまう・・・という話を書くよ。
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Q.リチャードさんにとってのチューブのイメージとは?
A.ロンドンを徘徊する、巨大な蛇。混雑したり吐き気がするほど汚い「毒蛇」であるときもあれば、ときには目的地に僕らを素早く運んでくれるクールな蛇であることも。いずれにしても、地中深くにひそむ蛇だね。
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●Language Box●
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ロンドンっ子:Londoner |
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観(見方):a view/ロンドンっ子の人生観 A Londoner's
view of life. |
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せっかち:impatient |
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急ぐ:hurry ・make haste/急ばが回れ(諺)
More haste, less speed. |
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『チューブ・テイルズ』
ロンドンで全く新しい発想の映画が生まれた。“チューブ”の愛称で知られるロンドンの地下鉄をテーマに9人のクリエイターが作り上げたチェーン・ストーリー。アイディアはロンドンのカルチャー誌『タイム・アウト』で募集、辛口の批評で知られる『ヴァラエティ』も絶賛。疾走するロンドン“アンダーグラウンド”に乗り遅れるな!
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8月5日より渋谷・シネクイントでロードショー
『チューブ・テイルズ』ウェブ・サイト
http://www.tubetales.com/enter.html
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『チューブ・テイルズ』関連過去の特集
「ハリウッドで大人気の英国人俳優たち」 |
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明日は「ジュード・ロウ、ユアン・マクレガーを監督デビューさせた理由」
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