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第二回目の今日は「栄養ドリンクを飲まなくても、元気になる方法」 |
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Q.この本を作るにあたって一番のポリシーとしたことはなんですか?
A.「こんな本、ありそうでなかった!」と思われるような先駆的な図鑑にしたかったんです。あと、感性溢れる子どもたちがメインターゲットの読者だからこそ、子供だましはしたくない。ハイセンスで美しくて、同時代を別の国、別の環境で生きている子供に対して、純粋に日本の子どもたちが興味を持てる本にしたいと思いました。そのためにも、国ごとにどんなモデルの子、つまりどんな家庭環境の男の子と女の子を選ぶかに、一苦労しています。たとえば、スラム街に暮らして、両親は無職、あるいはいない、本人は栄養失調で・・・。みたいなお決まりのパターンで表現したくなかった、ということです。その国、その人たちならではの豊かさ、幸せな感じをなるべく素直に表現したいなと。
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Q.日本の子供たちと同じこと、違っていることはなんですか?
A.同じことといえば、子どもは常に色々と感じ、考え、時にはやり場のない気持ちに陥ったり、ストレスを抱えたりしているってことです。学校取材で全校生徒をじっと観察していると、思春期突入の頃の4、5年生でチックなどの症状が出ている子が必ずいるんです。ツメをたえず噛んでいたり、帽子の紐をいつも舐めていたり、細かく同じ動作を繰り返すんです。また、日本人の子供たちと違っていることといえば、それは、両親との関係でしょう。たとえば欧米では、たとえ親子であれ、ひとりの人間として、お互い対等な関係でもあります。それが、アジアであれば、両親など年齢が上の者、先生を含めて、敬うと同時に、服従する感じが強いですよね。日本は今、両親の言うことは全然きかないわ、大人そのものをなめているし、そのくせ、親になにからなにまでパラサイト(依存)しているって感じがします。
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Q.16カ国のうちで一番印象的だった国は?
A.どの国でもそれぞれに面白くて印象深い瞬間があります。教育の面での印象を全般的に総括すると、アジアは学校の勉強が暗記型であり、欧米は思考型かな?と。そういう意味では、私は経験と思考とをリンクさせて勝手に生きてきた部類なので、今私が子供だったとして、自分の国、学校教育を自分の選択で選べるんだとすれば、欧米の方が生き易いのかなぁとは、思ってしまいますが。
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Q.欧米型の教育というと?
A.欧米はまず、いわゆる教科書重視、予習&復習型の授業ではないようです。授業では、先生が独自に作ったプリントを生徒たちに配って、それは、穴埋めの部分もあれば、自分の考えを書く部分もあります。つまり「正解を書く」ことを望むものではない、そのプリントに対して、先生が○×で子供たちを採点できないような学習のしかたなんですね。あと、先生からテーマを与えられて、グループで調べて発表したり、野鳥観察とか環境破壊をテーマにゴミ拾いしたりと、実践的なんです。ところが、中国やベトナムあたりだと、優秀な子どもほど模範的、つまり教科書ほぼその通りを、仏頂面でツラツラ丸暗記していたりして。
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Q.一番印象的だった子どもはいますか?
A.私、基本的には男の子にモテモテの人形系の可愛い女の子が大好きなんです。その意味では、フランスのモデルに選んだ子は最高でした。別の意味で、今やっている第2期のオーストラリアの女の子も、生涯、忘れられない女の子の一人となりそうです。この子は美人というよりは極上にキュートで、今後どう成長していくのかしら、と興味を抱かずにはおけないんです。全てから解放されている感じがして、天使のようでもありました。まだ8歳で、思春期前、少女だってこともあるけど、とても愛情溢れてかつスポーツマン&ウーマンの快活な両親を持ち、優しい姉と兄がいて、インド洋がすぐ間近のすばらしい環境で、ステキな家に暮らし、素晴らしい環境下にある(でも、普通の公立です)小学校へ通い、といった好条件を備え、それがバランス良く彼女に作用しているんですね、きっと。家族愛、オーストラリアの雄大さ、自然、サンシャイン、キャラクター、そんな中で「私はこの世に存在していることが、ハッピー!ハッピーよ」って感じなんです。
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Q.この仕事の醍醐味はなんでしょうか?
A.とてつもなく出張が多く、仕事が増えてしまったという現実もありますが・・・、ただ、年齢もまちまちとはいえ、世界にお友だちが増えたというか。たとえ言語が違っても、でも同じ人間であるわけで、いろいろなことが通じ合えるなって思いを、あらためて強くしています。それと、子供と話したり、いっしょに外で遊んだりする機会が増えて、ますます「私らしさ」が発揮できるようになり、しかも「若くなってきた!」気がするんです。子供たちが純粋に喜ぶ姿とか、笑う姿とか、時にはケンカして泣いていたりする、そんな環境の中にちょくちょく身を置いていると、栄養ドリンクを飲むより元気になりますよね。
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河添恵子:プロフィール
1963年 千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、1986年より、北京外国語学院、遼寧師範大学(大連)へ留学。1993年、起業と同時期より、作家活動をスタート。テレビ出演(NHK・テレビ朝日・TBS・フジなど)も多数。1998年4月
テレビ朝日の報道系番組のレギュラーキャスターにも抜擢される。TBSの『新サンデーモーニング』などでコメンテーターとして出演。現在は『論争』(東洋経済新報社)で"世の中鑑定"を連載中。主な著書に『アジア企業
in JAPAN』(PHP研究所)『中国マフィア伝』(イーストプレス)翻訳と監修など。株式会社ケイ・ユニバーサルプランニング代表取締役。
株式会社ケイ・ユニバーサルプランニングの主な業務内容
1) ボーダレス出版(世界20カ国と外注体制を組んでの出版事業)部門
2)企画本制作(企画・取材・執筆・編集)部門
3)メディアミックス及びPR部門
99年度後半から現在、進行中の主な作業
1)『世界の子どもたちはいま』第1弾シリーズ制作(アメリカ・中国・韓国・フランス・インド・タイ・ブラジル・ケニア)発刊。
2)同プロジェクトの第2弾(ロシア・オーストラリア・スペイン・ノルウェー・オマーン・マレーシア・ベトナム・ペルーを進行中)
主なプロデュース本には『自立できない国 日本』(櫻井よしこ・金美齢)『台湾』 (トラベルジャーナル)『時事中国語ハンドブック』(実務教育出版)など。
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【世界の子どもたちは いま 第1期 全8巻】
アメリカの子どもたち
発 行:株式会社学習研究社
定 価:3,000円/1巻
問い合わせ:株式会社学習研究社 出版営業部
Tel/ 03-3726-8137
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