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Radio Personality
JON KABIRA
ジョン・カビラさん

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Page1 運命の転職 DJとの出会い
Page3 言葉は文化。日本語にしっくりくるのは丁寧語
Page4 ラジオの可能性を感じた充電期間
Page5 英語という能力からもっと自由になろう

取材・文/馬場 淳子

Page2は「やればやるほど中身が濃くなるパーソナリティという職業」

.レコード会社のサラリーマンからラジオへと、不思議な偶然に導かれてJ-Waveへ。で、最初からいきなり朝の番組に抜擢されてしまった。

.本当に当時の編成の方は冒険心にあふれた方だったと思いますよ(笑)。ほとんど生放送のDJをやったことのない、いわば素人を、それも朝の番組という、時間的に要請されるものの多い番組に選んでくださった。今思うと賭けてくださったというか、感謝しています。

.最初の頃はいろいろ大変なこともあったでしょうね。J-Wave自体も開局したばかりで先例が少なかったでしょうし。

.それはいろいろありましたよね。ツライと思ったこともあったし。でも、仕事に行きたくないと思ったことはないんです。「TOKYO TODAY」の頃を100%ジュースだとすると、今は100%の濃縮還元ジュース。始めた頃に較べて経験も豊富になってきて、段取りのつけ方とかブッキングの仕方とかがうまくできるようになってきた。すると余力が出てきて、さらにあれもこれもと、非常に凝縮された濃い番組になってきています。

.でも10年間、毎朝4時起きですよね。楽しいだけじゃ済まなかったこともあるのでは。寝過ごしてしまうとか・・・。

.寝坊はないですね。僕、朝早いのは得意なんです。というか、4時起きの番組といってもスタートは6時からで、オンエア時間は正味3時間。24時間のうちの3時間ですから、何とかなりますよ。3時間集中して、番組として要請されていること、ニュースや天気予報、交通情報といったものと、朝にふさわしいアップテンポな音楽を提供する。最終的にはこれに尽きると思います。

.ナビゲーターとして心がけていることは。

.聴いていただいているひとときは、楽しく過ごしていただけるようにしたいと思っています。そのためには制作側も、ポジティブで前向きじゃないと楽しいものは作れない。もちろん、全部の時間をフルテンションではいられないから、スタッフのなかで互いに押したり引いたりしながら、各人が個性をもってやれるようにしたいというのはありますね。10年という長期間続けていて怖いのは、チーム全員が同じ方向を向いてしまうこと。そうなったらマンネリです。何かあったら、誰かがアレおかしいぞと気が付くような関係でいたいですね。

.今、番組のスタッフは何名ぐらい?

.僕を含めて5、6人かな。番組終了後はみんなでミーティングして、あれやこれやその日のことを確認し合います。その日のことはその日のうちに、というのがライブ番組の鉄則。これは僕がDJになりたての頃、担当してくださったプロデューサーの方から教えていただいた貴重な教訓です。

.その場で確認することが重要なんですか。

.そのプロデューサーの方は、僕の進行に問題があれば、それこそ番組の途中でも何が良くないのかすぐその場で指摘してくださいました。

.生放送の番組の途中にですか。

.人間、あとでいわれると文句に聞こえるんですよ。文句に聞こえるということは、すでにそこに壁ができてしまって、なんで今頃言うんだとか、もうそんなこと忘れたよみたいな反抗的な気持ちになってしまう。ライブ番組では、しゃべったことは言った先から電波になって流れていってしまいます。その膨大な時間を遡って考えるというのは、人間の習性として非常につらいものがある。だからいちばんいいのは、起こったときにすぐ処理してしまうこと。もし間違った情報を流してしまったとしたら、すぐその場でお詫びして訂正する。体裁が悪いとか言ってる場合じゃない。リスナーの方はカッコいい番組が聞きたくて、朝の貴重な時間に耳を傾けてくださるわけではありませんから。こういう基本的なことをきちんと教えてもらえて、僕は今でもその方に感謝していますね。

●Language Box●

番組:a program
教訓:a lesson/one's teachings
文句:a complaint
文句を言う:complain of 〜
基本的:basic/fundamental
基本的に:basically/fundamentally


カビラさん主宰のウェブサイト「nuz

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 Page3は「言葉は文化。日本語にしっくりくるのは丁寧語」