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  俳優
  今井雅之氏インタビュー

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今井雅之氏(Masayuki Imai)
ハリウッド映画に夢中だった中学生の頃から、一途に俳優をめざしてきた今井さん。親の反対、意に添わない自衛隊時代、長い下積み時代…逆境にめげず、自分の力で道を切り開いてきた意思の強さは、いったいどこから来るんだろうか? 熱血・今井雅之の素顔に迫ってみたい。

第四回目の今日は『道がなければ作る!今井雅之の熱血道』
  .今井さんが俳優になろうと思われたきっかけは何ですか?

.中学の頃ブルース・リーが大好きで、映画館に行っては一日中彼の映画を見ていたんです。ある時、いつものように映画 館に行ったら、『パピヨン』というハリウッド映画と二本立てになっていた。僕はブルースだけ何度も見たいのに、そのため にはもう一本も見なくちゃいけない。それで嫌々何度も見ていたら、スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの演 技に魅了されてしまって。それからはハリウッド映画に夢中 (笑)。僕もあんな俳優になりたいと思うようになりましたね。


 

.でも今井さんは、高校を卒業した後に自衛隊に入られたそ うですね。

.僕はどうしても俳優になりたかったんだけど、親父が大反対でね。親父は自衛官でとても厳しかったし、20歳になるまで は親が子供の面倒を見なくてはという考えでした。それで僕も 自衛隊に入れと言われたんです。ホントのところ、親父は規律の厳しい自衛隊に放り込んでおけば、俳優になりたいなんて情熱は冷めるだろと思っていたらしいけど。


 

.それが冷めなかった。

.冷めるどころか、情熱はさらに深まった。それぐらい俳優への憧れは強かったし、やっぱり自衛隊での生活は肉体的にも精神的にもキツかったから。ちなみに僕は陸上自衛隊にいて、 戦車を操縦していたんですよ。飛行機じゃなくて(笑)。それで、結局1年半で除隊しました。きっかり20歳の時。その後に上京して、俳優修業を始めたわけです。


 

.反対されても好きな道を進む。海外ではいきなり英語劇をやる。何のコネもないままブロードウェイに乗り込む。今井さ んは、常に自分で道を切り開いている印象があります。

.とにかく芝居が好きでしょうがない。趣味がないんです、僕。芝居が趣味。だからずっと芝居のことだけ考えて、走り続 けてきました。東京に出てきてから、たぶん3日と続けて休んだことが一度もないんじゃないかな。

  .年齢を重ねる一方で、ドラマや映画の仕事も活発になって今井さんをとりまく状況も大きく変わったと思いますが。

.いや、全然変わらないよ。確かに仕事は増えたけど、日本の環境は全く変わってないですね。俺がブロードウェイに行っ て、自分もやりたいなんて言ってくる骨のある奴もいねぇし。みんな芸能人だから。俳優じゃない。
名人りののれんをかけた楽屋前で。

  .いっそのこと、実力主義のブロードウェイに住むという選択肢もあるのでは?

.それをやりたい気持ちもあるんだけどね。それか僕だけNYに行って、スタッフやキャストは現地で揃えるとか。でも僕は日本が好きだし、日本人としてずっと勝負していきたい。ア メリカで勝負するにしても、日本の空気をそのまま持っていってアメリカの人に見て欲しいなと思っています。


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ブロードウェイ、アクターズスタジオの演出家、フランク・カサロと。


 明日は『そして、僕のこれから』