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上妻宏光さん インタビュー
Hiromitsu Agatsuma

夢は三味線の国際的な知名度を上げること

image 茶髪にピアス、洗いざらしのジーンズ姿で三味線を演奏する、津軽三味線奏者の上妻宏光さん。日本の古典音楽のみならず、ギターやシンセサイザーと三味線、という新しい組み合わせを生み出し、自ら作曲をしたり、ジャンルの違うミュージシャンとセッションするなど、三味線の可能性に挑戦し続けている。
そんな上妻さんに三味線を始めたきっかけから、アメリカでのライブ、今後の夢などを語ってもらった。
Page1:6才から始めた三味線。他の楽器に浮気はしなかった
Page2:アメリカの観客は厳しい?!
Page3:夢は、三味線の国際的な知名度を上げること
海外に出て日本を冷静にみることができた

海外に出ることで日本というものを冷静にみることができるようになりましたね。自分の「日本らしさ」はどうやって表現すればいいか、ってのも考えさせられましたし。 昔は、「古典は日本臭いから、もうちょっとギターっぽい演奏にした方がいいかな」、と思ったりしたこともありましたけど、海外に出てからは、ギターっぽい演奏はギターでやればいいんじゃないか」、という風に思うようになりました。 今は、日本人にしかない血や感覚を海外で表現できればいいな、と思っています。 奥ゆかしさも日本人独特のものだと思います。それと敬語という言葉や丁寧語の響きなど、日本の言葉の大切さも感じるようになりましたね。 日本だけを知ってる人間と海外を知ってる人間は違うと思う。色んな国の人と話すことで自分をみつめることができるし、人の痛みもよりわかるようになるんじゃないかなあ。 そうやって色んなことを経験する手段として英語が話せることは本当に大事だと思いますね。


夢は、三味線の国際的な知名度を上げること


今後は海外でも活動したいと思っています。 とりあえず、ニューヨークやいろんな都市のジャズクラブなどに飛び入りで三味線を弾いてみたい。 それと、三味線の音色はよくブルースに近いと言われるんですけど、ブルース発祥の地であるニューオリンズにも滞在してみたいですね。

これからの夢は、海外で三味線を見た人が、「Japanese guiter」ではなく、「syamisen」と言ってくれるようになるまで、三味線の国際的な認知度を上げることですね。 競演してみたいアーティストは、夢ですけど、エリック・クラプトン、フラメンコギターで有名なパコ・デ・ルシア、あとはサンタナかな。次元が違うんで難しいですけど(笑)、夢を持つことは大事ですからね。



上妻 宏光(あがつま・ひろみつ)
1973年生まれ。6歳より津軽三味線を始め、14歳で「全日本津軽三味線競技大会」優勝。 15歳で津軽三味線の修行をするために上京。 「津軽三味線全国大会」にて、95年、96年と2年連続優勝。純邦楽の世界で高い評価を受けながらも甘んじる事なく三味線という伝統楽器の新しい可能性を追求する
ため、国内外にて数多くのセッションに参加、独自の世界を確立。

セイン・カミュのなぜ英語が苦手なの?サントリーホールの響きを生かした、様々なジャンルのアーティストによる「ライブ」感覚のコンサート。今回は伝統の技と「今」の感覚を違和感なく融合し、邦楽界に新風を巻き起こす2人の若手邦楽器奏者、藤原道山(尺八)と上妻宏光(津軽三味線)を迎えます。
研鑽を積み、磨き抜かれた技に裏付けられた彼らの音楽は、単なる流行にとどまらず、人々の心をとらえます。古典からオリジナル曲まで「J-トラッド」のアーティストたちが贈る熱い音楽空間にご期待ください。


上妻宏光
東風〜古典曲を中心としたプログラム
2003年7月24日(木) 午後7:00開演(午後6:20開場)
西風〜オリジナル楽曲中心としたプログラム
2003年7月25日(金) 午後7:00開演(午後6:20開場)
チケット発売:下記窓口にて発売中
サントリーホール・チケットセンター/03-3584-9999
チケットぴあ/0570-02-9990
ぴあPコード専用ダイヤル/03-5237-9966[Pコード:149-109]
CNプレイガイド/03-5802-9990
ローソンチケット/0570-00-0407[Lコード:38312]
イープラス/http://eee.eplus.co.jp

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