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「ハリー・ポッターと賢者の石」
2002年お正月映画
12月1日(土)より丸の内ピカデリー1+渋谷東急ほか、全国松竹・東急系にてロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画

本をすべて読破して映画に出かけるヘビー級ポタリアンと、ハリーポッターについてなんとな〜く知ってるレベルの駆け出しポタリアンが観るのでは、違った感想になるかもしれない話題作である。

まず、本物のポタリアンに対し、語るべきことは多くない。きっとそれぞれに思い入れがあるはずで、人の意見なんて聞きたかないよね? はい、了解しました。でも、エイゴタウンのヘビー級ポタリアンの含蓄ある二言を。「本がそのまま映像化されていた」「人間の想像とは結構相似であることを認識した」

ではここから、なんとなくハリーポッターが気になっていて観てみようかな、と思っている人のために。

あなたは、ディズニーランドが好きですか?(私はゴミ一つない虚構の世界に始めて足を踏み入れたとき、シンデレラ城に住みたいと思いました。)美しいファンタジーに酔えるタイプの人には、この映画はたまらない。何度でも見たい。夢にも出てきてほしい。歳がいくつであろうとも、ホグワーツ魔法学校に通いたい・・・。

この映画は「かなり」酔える。映像の美しさ、完璧な虚構の世界....。イギリスのどこにでもある風景から、異様なリアリティーのある世界へいざなう手法は見事だ。
原作のイメージを損なわない配役もすばらしい。本物のふくろうにも感動した。視角効果もばっちりで、『つくりもの』と感じてしまうところが一ケ所もない。

・・・しかし、問題点もある。もともと子ども向けのものなのだから、仕方がないのかもしれないが、キャラクターに深みが不足している。特にハリーに。普通の生活をしていたら、突然魔法使いだといわれて魔法学校に入学、となると、びっくりするのも仕方がないのだが、最初から最後まで自分自身についてボー然としている間に勝手に物事が進み、勝手に自分のものすごいパワーが発揮されてしまうのである。もう少し性格描写がほしかったところは、ぜひ次作に期待したい。

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