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Film Review
 

シュレックドリームワークス作品UIP映画配給
12月15日より日劇プラザ他全国東宝洋画系にてロードショー
11月に開催された東京国際映画祭のオープニングを飾った「シュレック」が、いよいよ一般公開。アニメーションの技術・キャスト・日本語吹き替え版の配役などですでに話題となっている。「今年一番おもしろい映画」と前評判を博す「シュレック」大特集!

Page1: レビュー/ 映画情報
Page2: ストーリー/心に残るセリフ&字幕
Page3: 登場するおとぎ話のキャラクター



■映画の英語 English in the film
英語レベル: 上級  心に残る英語のセリフ&字幕
英語についてのコメント:
 
シュレックドリームワークス作品UIP映画配給 12月15日より日劇プラザ他全国東宝洋画系にてロードショー
主役のシュレックを演じるのは、カナダ生まれ、カナダ育ちのマイク・マイヤーズ。その彼が、あえてスコットランドなまりでシュレックを演じている。映画『トレインスポッティング』等を見た人はわかると思うが、スコットランドなまりの英語はノン・ネイティブにとってはそうとうわかりにくい(ときにはネイティブでさえも・・・)。ただ、シュレックのなまりはさほど強くなく、言葉少ないキャラクターだけに、どちらかというと聴き取りやすい。

プリンセス・フィオナ(キャメロン・ディアス)とファークアード卿(ジョン・リスゴー)は、日常会話ではあまり耳にしない貴族風の話し方。中世のコスチュームに身を包んだ人々が登場する、シェークスピア劇を映画化したものなどを想像すると分かりやすい。リスゴーのほうはイギリス英語風のアクセントを乗せているが、ディアスは、本人そのままのアメリカンアクセント。セリフの多いドンキー(エディー・マーフィー)は、表現、アクセントともにアメリカ英語。

セリフにはウィットの効いた言い回しやジョークが満載。ネイティブと同じタイミングで笑うには、かなり上級の英語力が必要だ。なかでも、おもしろいセリフが多いドンキー(エディ・マーフィー)は、かなりのスピードでまくしたてる。
映画の種類:
フルCGのアニメ映画。ユーモア満載の“おとぎ話”。


■レビュー Review

大人も子供も楽しめる21世紀の“おとぎ話”
これは、ドリームワークス流おとぎ話。No violence, no sex とあくまでもクリーンなディズニー映画と違い、たまには汚い表現や下ネタも登場するのだが、限度をわきまえた巧妙なセリフ使い。そのうえ、物語の根底に流れるのは「金や権力で愛を手に入れることはできない」「人は見かけより心が肝心」という、おとぎ話でおなじみのテーマ。

ギャグやパロディーに笑わされるだけでなく、個性豊かなキャラクターが人生の教訓をしっかり教えてくれる、新種のおとぎ話。幅広い年齢層が楽しめる、家族そろって見に行ける映画だ。


マイク・マイヤーズ

キャラクターに命を吹き込む声優陣
さらに、声優陣がすばらしい。特にマイク・マイヤーズとエディ・マーフィー。マイヤーズは、シュレックの素朴で純粋なキャラを、押さえて演じることによってうまく表現し、かつ持ち前のおもしろさも忘れていない。マーフィーはまさにはまり役。いつものキャラを地でいく感じで、思いっきり笑わせてくれる。生き生きした動きにマッチした声優陣の声が、キャラクターに命を吹き込んでいる。

最新のテクノロジー
『シュレック』はフルCGアニメーション映画。ディズニーのトイ・ストーリーにあっと驚かされてから6年、技術の進歩を実感させられた。CGアニメーションの世界をリードするPDIとドリームワークスの共同開発による、“フェイシャル・アニメーション・システム”により、たびたびスクリーンに大写 しになるシュレックの表情は、細部に至るまで研究し尽くされ綿密に設計された、アニメーション技術の最高峰とも言える。人間の表情に少し違和感が残るものの、人間以外のキャラクターは、表情・動きともに不自然さがほとんど見られない。鮮やかな色のキャラクターや背景が、今にもスクリーンから飛び出てきそうな美しい映像を楽しめる。

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■インフォメーション Information


キャメロン・ディアス

エディ・マーフィー

ジョン・リスゴー
●監督 (directors): アンドリュー・アダムソン
ヴィッキー・ジェンソン
●製作 (producers): ジェフリー・カッツェンバーグ
アーロン・ワーナー
ジョン・H・ウイリアムス
●脚本・共同製作 (screenwriter/co-producers): デッド・エリオット/テリー・ロッシオ
●脚本 (screenwriters): ジョー・スティルマン
ロジャー・S・H・シュルマン
●製作総指揮 (executive producers): ペニー・フィンケルマン・コックス
サンドラ・ラビンス
●キャスト (cast): マイク・マイヤーズ(シュレック)
Mike Myers as Shrek

キャメロン・ディアス(プリンセス・フィオナ)
Cameron Diaz as Princess Fiona
      
エディ・マーフィー(ドンキー)
Eddie Murphy as Donkey
      
ジョン・リスゴー(フォークアード卿)
John Lithgow as Lord Farquaad
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■ドリームワークス Dream Works

ドリームワークスは、『シュレック』を制作した映画スタジオ。
“ドリームワークスを私が設立した目的のひとつは『シュレック』のような映画を作りたかったからです”と、ドリームワークスのスティーブン・スピルバーグは言う。
ディズニー、ワーナー、ユニバーサルなど、古豪6大スタジオが市場を独占し続けてきたアメリカ映画界で、斬新さを求めたハリウッドの凄腕たちにより、満を持して設立されたのがドリームワークスSKGだ。
創設者は映画監督のスティーブン・スピルバーグ、ディズニー・スタジオの会長だったジェフリー・カッツェンバーグ、音楽業界の大物デビッド・ゲフィン。メディア企業や電機メーカーに買収され、ますます巨大組織化しているハリウッド映画スタジオを後目に、94年の設立以来、その自由な社風のもと、斬新なアイディアとCG技術を武器に、ヒット作をうち立ててきた。

ドリームワークスの創設者であり、『シュレック』のプロデューサーでもあるカッツェンバーグ氏は、来日インタビューで以下のように答えた。

What Disney said was “I make movies for children, for the child that exists in us” For us at Dream Works, because we wanted to do something different, original and our own, what we've done is to make movies for ourselves, for adults, that appeal to the adult in evary child.
ディズニーが言っていたのは「私は子供のために、そして大人たちの心の中に存在する子供の部分に向けて、映画を作るのです」ということ。ドリームワークスは、それとは何か違った、ユニークなことをしたかったのです。だから、自分たちつまり大人のために映画を作ってきました。大人のための映画であり、“子供の中の大人の部分”に訴える映画です。
来日インタビューを見る

2000年のドリームワークスの興行収入シェアは10.3%。6大スタジオのフォックスやソニーを上回った。さらに、ワーナー・ブラザースと共同配給の『A.I.』のヒットにより、2001年の売上高は25%ほど増える見込み。ドリームワークスの勢いは止まらない。

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 Page2は映画「シュレック」 ストーリー/心に残るセリフ&字幕
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