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| ■レビュー Review |
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大人も子供も楽しめる21世紀の“おとぎ話”
これは、ドリームワークス流おとぎ話。No violence, no sex とあくまでもクリーンなディズニー映画と違い、たまには汚い表現や下ネタも登場するのだが、限度をわきまえた巧妙なセリフ使い。そのうえ、物語の根底に流れるのは「金や権力で愛を手に入れることはできない」「人は見かけより心が肝心」という、おとぎ話でおなじみのテーマ。
ギャグやパロディーに笑わされるだけでなく、個性豊かなキャラクターが人生の教訓をしっかり教えてくれる、新種のおとぎ話。幅広い年齢層が楽しめる、家族そろって見に行ける映画だ。

マイク・マイヤーズ |
キャラクターに命を吹き込む声優陣
さらに、声優陣がすばらしい。特にマイク・マイヤーズとエディ・マーフィー。マイヤーズは、シュレックの素朴で純粋なキャラを、押さえて演じることによってうまく表現し、かつ持ち前のおもしろさも忘れていない。マーフィーはまさにはまり役。いつものキャラを地でいく感じで、思いっきり笑わせてくれる。生き生きした動きにマッチした声優陣の声が、キャラクターに命を吹き込んでいる。
最新のテクノロジー
『シュレック』はフルCGアニメーション映画。ディズニーのトイ・ストーリーにあっと驚かされてから6年、技術の進歩を実感させられた。CGアニメーションの世界をリードするPDIとドリームワークスの共同開発による、“フェイシャル・アニメーション・システム”により、たびたびスクリーンに大写
しになるシュレックの表情は、細部に至るまで研究し尽くされ綿密に設計された、アニメーション技術の最高峰とも言える。人間の表情に少し違和感が残るものの、人間以外のキャラクターは、表情・動きともに不自然さがほとんど見られない。鮮やかな色のキャラクターや背景が、今にもスクリーンから飛び出てきそうな美しい映像を楽しめる。
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