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Film Review
ドメスティック・フィアー
Domestic Disturbance

Copyright (c) 2001 by United International Pictures

誰も少年の目撃を信じなかった。唯ひとり、父親を除いては・・・。

家庭にしのびよる恐怖。

ジョン・トラボルタが送る、社会派サスペンス・スリラー。

4月6日 日比谷映画全国一斉ロードショー!

English in the film
英語レベル: 初級上〜中級 心に残る英語のセリフ&字幕
英語についてのコメント:
  セリフが多くない映画。1センテンスも比較的短く、典型的なアメリカ英語で聞き取りやすいと言える。英語のセリフと字幕とのギャップが激しいという点で、字幕翻訳家をめざす人には興味深いだろう。簡単な英単語が並んでいるにもかかわらず、その核となる意味を掌握するには文化的理解が欠かせないことを痛感させてくれる。例えば、"Let her go."この字幕は「進水だ」。どんな場面か分かるだろうか?

映画のタイトルは、カタカナで『ドメステック・フィアー』だが、英語では『Domestic Disturbance』。Disturbanceは比較的難しい単語なので、Fearに変更したのではないかと思われる。しかし、エイゴタウン読者ならわかるであろうが、ドメスティック・フィアーというカタカナから、「Domestic Fear」すなわち「家庭内の恐怖」という意味をつかめる一般の日本人はどれくらいいるのかは疑問だ。
映画の種類:サスペンス・スリラー


Copyright (c) 2001 by United International Pictures

『ドメステック・フィアー』は、結婚、離婚、再婚、父母の間で揺れる子供心、と現代アメリカ家庭が抱える問題を取り上げ、さらに、普段は意識されないが実は人々が心の奥底で恐れている問題を、サスペンスにまとめ上げた作品だ。

ストーリー展開に意外性はない。しかし、日本と比べて、映画の中と同じような家庭がはるかに多いであろうアメリカの人々にとっては、そのリアルさは私たちの感じる比ではないだろう。

派手さはないが、ジョン・トラボルタの奥深い演技が光る小作品で、その脇を固めるのも『ロストワールド/ジュラシック・パーク』のヴィンス・ヴォーン、スティーブ・ブシェミなど名優ぞろい。また、特筆すべきはマーク・マンシーナによる音楽だ。さすが映画音楽界のトップ、3度もグラミー賞に輝くだけのことはあると納得してしまう素晴しいサウンドとなっている。

人々に共感を持たせる設定、命をかけて子供を守る父親という勧善懲悪的ヒーロー、殺人とサスペンス、存在感ある著名俳優。米国大衆の心にわかりやすく訴えかける意図が幾重にも重なっていることを感じさせる作品だ。

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■Story

アメリカ東海岸メリーランド州サウスポート。今ではあまり売れない木製の船を作る造船会社を営む男フランク(ジョン・トラボルタ)には、別れた妻スーザン(テリー・ポロ) との間にひとり息子ダニー(マシュー・オリアリー)がいる。

母親と暮らしながらも、実の父フランク(トラボルタ)を心の支えにするダニー。両親が元のさやに戻ることを願って、少年は、嘘をつき問題を引き起こす。母親の再婚が決まり、少年の心はさらに引き裂かれてゆく。

母親の結婚式を実の父フランク(トラボルタ)と見守った少年だったが、継父にまったくなつかず、ある夜、母の妊娠の事実を偶然耳にし、実父のもとへ逃げ込もうとする。ところが、その途中、少年は見てはならないものを目にしてしまう・・・。

普段から嘘をつき、狼少年ダニーの言葉に耳をかす者はいない。しかし、実父フランクだけは、少年が、自分には絶対に嘘をつかないことを知っていた。

少年の家庭にしのびよる暗い影とは・・・。

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■Words from the film 心に残るセリフ&字幕

Frank: Let her go!
It floats.
フランク: 進水だ!
浮いたぞ

Sgt. Stevens: Any idea what set him off this time?
Susan: Yes, I' m sure it's because I'm getting remarried.
Sgt.Stevens: Oh,boy.
Who's the lucky guy?
スティーブン警部: 今度の場合は?
スーザン: 私が再婚するからです
スティーブン警部: その幸せな男性とは?

Susan: Danny takes his cues from you and I thought that maybe if you asked Rick to go sailing...
Susan: ...with you guys it might...
Frank: Jesus, Susan. I mean, come on. I mean, giving him a pep talk is one thing, but taking your finance sailing with us?
Come on! Jeez!
Susan: I'm sorry. I shouldn't have asked.
スーザン: リックを誘ってくれない?
ダニ−もきっとなつくわ
フランク: 息子の励まし役の次は−
婚約者をセーリングに連れてけか?
よせよ
スーザン: 今のは忘れて

Frank: So, um...are you maybe feeling a little bit better about your mom marrying
Rick, or what?
Danny: I guess, yeah.
Frank: Good.
Danny: But I'm still....
...not going to the wedding.
Frank: Why is that?
Danny: It would just be too weird watching mom get married.
Frank: Yeah, well you gotta go, 'cause you're gonna break your mother's heart if you don't.
Danny: You going?
Frank: No.
But that's different. You know, it's just...we were married and it's...just different.
Danny: See? It's too weird for you, too.
Frank: You're right.
You're right. Okay, I'll tell you what. I'll go if you go.
Frank: Deal?
Danny: Deal.
Frank: We'll make fun of them together.
Danny: Yeah.
フランク: ママとリックの結婚を許す気になったか?
ダニ−: まあね
でも結婚式には出ない
フランク: なぜだ
ダニ−: ママが再婚なんて変だよ
フランク: 式に出なければママが悲しむぞ
ダニ−: 出る?
フランク: いや それは別だ
夫婦だったからマズい
ダニ−: パパも変な感じだろ
フランク: その通り
お前が出ればパパも出る
どうだ
ダニ−: 決まり
フランク: 冷やかしに行こう

Ray: It's great. Congratulations.
Long time no see.
Rick: Yeah, Ray,we got a lot of catching up to do.
Ray: Can't wait.
レイ: 本当におめでとう
リック: 久しぶりだな積もる話が
レイ: 楽しみだ

Frank: Is detective Stevens there? ...No, this is Frank Morrison...Well when will he  be back? ...Okay, all right. Um, do you have an e-mail address there?
Right, thank you. No, wait...
...wait, listen. When he gets in, have him check his e-mail and tell him to call Frank...
...Morrison at the boathouse as soon as he gets it.
フランク: スティーヴンス刑事を
フランク・モリソンだ
帰りは?
Eメール・アドレスは?
ありがとう 待ってくれ
彼が戻ったらメールを見て
フランクにすぐ電話を
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Information
●監督
(Directed & Produced by)
ハロルド・ベッカ−
●脚本
(Written for the Screen by)
ルイス・コリック
●原案(Story by) ルイス・コリック
ウィリアム・S・コマナー
ゲイリー・ドラッカー
●製作(Produced by) ジョナサン・D・クレイン 
ドナルド・デ・ライン
●キャスト (Cast)

ジョン・トラボルタ
(フランク・モリソン)
ヴィンス・ヴォーン
(リック・バーンズ)
テリー・ポロ
(スーザン)
マシュー・オリアリー
(ダニ−)

●配給: UIP映画
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