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海外ドラマレビュー:Overseas Drama Review

スタートレック

Star Trek

スタートレック ヴォイジャー

1964年にスタートし、現在まで続くSF大河ドラマ、『スタートレック』。

日本ではあまり知られていないが『スタートレック』は今や知っておくべき英語圏文化の一つだ。

その奥深く魅力的な世界をご紹介しよう。


→2009年公開の最新映画『スター・トレック』のレビューはコチラ!

 『スタートレック』の中の英語   English in the Overseas Drama

英語レベル:  初級〜上級  →英語のせりふ&日本語字幕

英語についてのコメント:

 

大半の英語は非常にはっきり発音されるので、聞き取りのストレスは少ない。まず、基本的に、『スタートレック』は「軍隊」の形態をとっているのでミリタリー(軍隊)英語である。『スタートレック』独特の用語もあることはあるが、これが英語の流行語となっていて一般に通じたりする。

ちなみに、『スタートレック』は、日本語で受ける印象(字幕&吹き替え)と、英語で受ける印象が相当異なる。特に、女性艦長のシリーズでは、英語では性別にかかわりなく使われる艦長の言葉が、日本語では女性的に訳されていて、あまりの印象の違いにのけぞった。当然だが、英語での鑑賞、英語での理解を強くお勧めする。

『スタートレック』は、英語の初心者から上級者まで、それぞれの英語の楽しみ方ができる。軍隊英語は短く、普通の英会話ではほとんど使われることのない動詞の原形や、一単語だけのセンテンスが出てくる。初心者にとっては、「Report!」(報告せよ!)や「Understood.」(了解)など、習った単語が1つだけで1センテンスになっているというのは、はっきり聞き取れるし、楽しいものだ。中級者にとっては、短いセンテンスで論理的に物事を述べる英語を学ぶことができる。これは、英語の資格試験の2次面接や、仕事で英語を使う必要がある人にとっては特に役立つだろう。上級者にとっては、人間関係の機微に触れる表現や、上司へのアプローチ方法、複雑な問題を話し合ってその後の方針を決定する会議や、政治的な駆け引き、交渉の英語が参考になる。もちろん、『スタートレック』から派生した英語表現を学べる特典つきだ。

スタートレックから生まれた英語の流行語&スタートレックの英語



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スタートレック ヴォイジャー

『スタートレック』って何? 総合解説

社会現象としての『スタートレック』

『スタートレック』は日本での知名度は低いが、アメリカでは1964年から現在まで続いている超有名番組だ。ここから数々の流行語が生まれたり、日常英会話の中でも『スタートレック』から派生した言い回しが普通に使われたりもする。『スタートレック』の熱心なファンのことを「Trekkie」(トレッキー)と言うが、毎年、世界各国で盛大なファン大会が行われ、数百人から数千人のトレッキーが集結するなど、『スタートレック』は一種の文化現象なのだ。

その影響力はあなどれない。例えば、NASAのスペースシャトル1号機は、『スタートレック』に出てくる宇宙船の名前をとって「エンタープライズ」と名付けられた。『スタートレック』を見て宇宙を志したと明言している宇宙飛行士もいるほどだ。

『スタートレック』に出演した役者は、それまで無名だったのに一気に国民的スターとなり、アメリカのみならず別の国でも放映されると、別に著名な映画に出演したわけでもないのに国際的セレブとなった。

日本でも深夜にテレビ放映されるなど、知っている人は知っているのだが(一応ファンクラブもある)、一般には『スターウォーズ』とごっちゃになっていたり、「『スタートレック』って、耳の尖ったキャラがいるやつでしょ?」と40年も前の登場人物でお茶をにごすのが現実だ。しかし、そんなことではネイティブとの流暢な英会話は成りたたない、というのは言い過ぎだが、『スタートレック』について話題にできれば、英語圏ネイティブとの話題も広がる。

『スタートレック』を、宇宙SF好きのオタクな番組だとか、ピューン・ピシピシ系宇宙戦争ものだとか、スポックの名前をかろうじて知っている程度で止まっている方は、英会話上達のためにも、以下を読み、一日も早く番組を見て、その魅力にふれてみていただきたい。

『スタートレック』は1種類にあらず

『スタートレック』は何十年も続く「サザエさん」のような番組ではなく、5つにはっきり分かれている。物語も登場人物もまったく異なる5つの「SF大河ドラマ」なのだが、どうして全部「『スタートレック』」と呼べるかというと、基盤となる「世界」を共有しているから。人類は宇宙時代にあって、惑星連邦という組織に所属し、同盟関係にある生命体や星があり、社会のしくみ、異星人との外交など、すべてのシリーズが一つの「世界」を共有している。その世界の中で、時代が異なったり、役割が異なるある集団(1つの宇宙船の乗組員だったり、1つの宇宙ステーションに配置された集団だったり)にフォーカスを当てて、1シリーズを構成し、それが5つあるのである。

『スタートレック』に戦闘シーンは少ない

スターウォーズとごっちゃになっているせいか、宇宙空間で繰り広げられる戦闘シーンが見どころなのでは、と勘違いしている人も多い。しかし、実際のところ戦闘シーンは驚くほど少ない。『スタートレック』は、宇宙戦争ドラマではなく、人間ドラマなのである。宇宙時代に入った22〜24世紀を舞台に、正しさや価値の尺度が異なる異星人との良好な関係の構築、まったく予想もできない問題に直面したときに取るべき行動や決断の悩みなど、現代人の心にも訴える課題を描き、個性溢れる魅力的な登場人物や、高度なSFの特殊効果など、見どころは多い。

『スタートレック』は基本的に1話完結

1話から順に見ないとわからなくなるということがないのも魅力だ。1話1話を超えた大きなストーリーの流れもあるのだが、基本的な『スタートレック』の「世界」がつかめていれば、とびとびに見ても大丈夫。

『スタートレック』は映画版もある

45分の1話完結型のテレビ枠が基本だが、劇場版「ドラえもん」のように、映画版も9本ある。別シリーズの登場人物が交流することもあって(同じ「世界」を共有しているのだから、当然ありえる設定なのだ)、トレッキーにとっては感動もの。しかし、やはりテレビで『スタートレック』の世界がわかっている人向けにできているため、味わうためにはある程度予習が必要だ。

『スタートレック』、5シリーズ早見表

放映年代とシーズン数、話数を紹介しよう。


タイトル 期間 シーズン エピソード
初代『スタートレック 1966年〜1969年
(3年間)
3シーズン 79話
2代目『スタートレック
ネクストジェネレーション
1987年〜1994年
(7年間)
7シーズン 177話
3代目『スタートレック』
ディープスペース9
1992年〜1999年
(7年間)
7シーズン 176話
4代目『スタートレック
ヴォイジャー
1995年〜2001年
(6年間)
7シーズン 166話
5代目『スタートレック
エンタープライズ
2001年〜    

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